今回紹介する「SmartHalo 2」には”SmartHalo”と言う初期バージョンがあり、ヘッドライト機能の他、スマートフォンと連携して動くLEDの光でナビゲーションを行いますので直感的にLEDの指し示す方向へ進めば自然と目的地に到着できたり、スマートフォンへの着信やメッセージの受信、そして駐輪中の盗難防止機能などを持ったオールインワンのデバイスです。
そして”SmartHalo”の良い所は、スマートフォンをハンドルに取り付けると、ついついスマートフォンに表示されたマップ等を注視してしまい運転や周囲の状況を見る事が疎かになってしまいがちになりますが、この”SmartHalo”はそう言う余分な情報が表示されませんので過度に情報を与えない事で安全に自転車を運転できる所です。
ただやはりそれでは物足りないと言う要望が多かったのか、バージョンアップした「SmartHalo 2」を今回はご紹介致します。
PeekDisplayに詳細を表示
まずこの「SmartHalo 2」で大きく変わったのがPeekDisplayと呼んでいるフルカラーの液晶ディスプレイを搭載した事です。
今までLEDの点灯や色で様々な通知や誘導を行っていたのですが、PeekDisplayを搭載する事でより分かり易くなりました。
例えばナビゲーションの場合は今までLEDが光っている方向で進む方向を指し示していたのが、PeekDisplayに進む方向と曲がるまで距離を表示する様になり、交差点が連続する様な場所でより曲がらなければならない交差点が分かり易い様になりました。
またその他にも走行スピードやコンパス、時間、目的地までの距離、時計や消費カロリーなども表示する事ができ、これは新たに追加されたタッチセンサーのスワイプによって切り替える事ができます。
受けるだけでなく情報発信も
そして”SmartHalo”はスマートフォンからの通知を表示するだけだったのが、タッチセンサーが追加された事で情報発信もできる様になりました。
これには予めスマートフォンを使いショートカットを設定しておかなければなりませんが、例えば今から家に帰ると言うメッセージを家族に送る場合、タッチセンサーを3回タップしてメニューを呼び出し、スワイプでメニューを決めればスマートフォンを出さずにメッセージを送ったり電話をかけたりする事もできます。
またスマートフォンの通知も電話があった事だけではなく、メッセージが送られて来た事だけではなく誰から電話があったのか、誰からメッセージが送られて来たのか詳細まで表示される様になり、すぐに自転車を止めて返事をしなければならないのか走りながら判断できる様になりとても便利になりました。
怒った顔のアニメーションが可愛い泥棒対策
そして泥棒対策として自転車を少しでも動かすと110dBの大音量でサイレンを鳴らしつつLEDを点滅させると言う機能は”SmartHalo”から引き継いでいるのですが、PeekDisplayが追加された事でPeekDisplayに泥棒を威嚇する様なちょっとお茶目なアイコンが表示される様にもなっています。
また”SmartHalo”ではペアリングしたスマートフォンを検出する事で泥棒対策のアラーム機能をOFFにしていたのですが、もしペアリングがうまく行かなかったりスマートフォンのバッテリーが切れていたり、忘れたりした場合は切れません。
そこでこの「SmartHalo 2」では予め設定したタッチセンサーのタップ動作でもアラームを解除できる様になっており、より使い勝手が良くなっています。
またマウンターも改良されてどの様な自転車にでも取付できる様になった他、レンタル自転車や友達の自転車を借りたりと言った時も「SmartHalo 2」が使える様に簡単に取付可能な”Quarter Lock Mounts”と言うマウントも用意されていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/smarthalo/smarthalo-2-make-your-bike-smarter
この記事へのコメントはありません。