何でもそうですが、ワイヤレス接続と言うのはケーブルがない事で配置が自由に出来たり、ケーブルを用意したり持ち歩いたりする手間も省いてくれますし、各デバイスで使用するケーブルの違いなども全く考えなくて良いと言うメリットもあります。
ただ既にあるWiFiで接続するワイヤレスディスプレイの規格AirPlayやChromeCasは、ディスプレイ側の処理CPUが貧弱なのか、それとも通信スピードなのか、それとも接続するスマートフォンやPC側に問題があるのかリニアに心地よく滑らかに表示してくれるディスプレイと言うものはありません。
ですが今回紹介する「Edge 2.5D」であれば有線で接続するのと変わらないくらい4K画質でサ滑らかにクサクと表示してくれます。
mm-Wave帯を使う事で最大28Gbpsのデータ転送スピード
今回紹介する15.6インチのIPS液晶を搭載したモバイルディスプレイは、10,200mAhもの大容量バッテリーを搭載し、バッテリーだけで最大3〜4時間連続使用可能なモバイルディスプレイで、インタフェースとしてはUSB-CとHDMIでの映像入力端子を備える他、スピーカーを内蔵しているだけでなく3.5mmイヤホンジャックも備えています。
とここまでは普通の一般的なモバイルディスプレイと何ら変わらないのですが、この「Edge 2.5D」には通称ミリ波と呼ばれる60GHzと言う非常に高い周波数を使った受信回路を搭載しており、送信機を接続したデバイスから最大で28Gbps(USB3.2 Gen2が最大10Gbps)と言う非常に早いスピードで映像データが転送されて来ますので、全く遅延なく映像を映し出す事ができます。
またトランスミッター(送信機)は、通信距離が5mのものと25mのもの2つのタイプのものがラインアップされているのですが、どちらもUSB-CとHDMIでの接続が可能で、SwitchやPS5もそうですが、PCでもUSB-Cでの映像出力が可能ならUSB-Cで、なければHDMIで映像をこのモニターにワイヤレス転送する事が出来ますし、オプションで受信機もラインアップされていますのでそれを使えば家庭のテレビにワイヤレスで映し出す事も可能です。
Macでタッチパネル操作が!!
そしてこのディスプレイ、10点マルチタッチのディスプレイなのですが、何と!!USB-CでMacBookやMac mini等をこの「Edge 2.5D」に接続するとMacでは不可能なタッチ操作が出来る様になるのです!!
確かにMacにiPadを接続すれば出来る事は限られてはいるものの、iPadをタッチして操作する事ができますが、この「Edge 2.5D」はピンチイン・アウトと言ったスマホやタブレットで行えるタッチ操作が可能になるのです!!
もちろんWindowsマシンやAndroid等を「Edge 2.5D」に接続すればBluetooth接続によるタッチ操作が可能なのは言うまでもないのですが、iPhoneやiPadは残念ながらタッチ操作には対応していませんので注意が必要です。
縦置きでも使用可能
そして「Edge 2.5D」は縦向きに回転させる事で縦向きディスプレイとしても使えますので、文章の編集をしたりAndroidスマートフォンの画面を「Edge 2.5D」に映し出して操作すると言った場合は、縦向きの方が操作しやすいかもしれません。
またAndroidで言えばSamsung DeXにも対応していたりもしますので詳細をご覧になりた方は下記URLをご覧ください。
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