骨伝導イヤホンと言うのは、普通のイヤホンはスピーカーから出た音が鼓膜を振動させその振動が耳小骨と言う骨を伝わり音を蝸牛と呼ばれる音の信号を電気信号に変えて脳へと伝える器官で処理されるのですが、骨伝導イヤホンは骨伝導スピーカーにより音の振動が頭蓋骨を振動させ、その振動が耳小骨へと伝わり蝸牛へと送られますので、どの様な状況であっても周囲の雑音に影響される事なくクリアに骨伝導イヤホンから再生される音を聞き分ける事ができます。
そしてそれは水中でも威力を発揮します。水中イヤホンや防水のイヤホンを耳に差し込んで耳の中に水が入って来なければイヤホンからの音はクリアに聞こえますが、少しでも水が入って来ると水が邪魔をしてスピーカーの音が聞こえ辛くなって行きます。
そこで今回は、IPX8の防水性能を持つ事で遊泳中でもクリアに聞こえる骨伝導イヤホン「WaterBone」をご紹介致します。
Bletooth5サポートで遊泳中も途切れずエンジョイ
まずこの「WaterBone」で一番注目すべき点はBluetooth5に対応している事です。
従来のBluetooth4.x以前のBluetoothチップは通信距離が短く、例えばプール脇にスマートフォンやメディアプレイヤーを置き泳ぎ始めた途端にブツブツと電波が切れてすぐに聞こえなくなってしまいます。
これはBluetooth4.x以前の電波の到達距離が短いのが要因で、平泳ぎならまだしもクロールの様に水に顔を浸ける様な泳ぎ方は水が電波を吸収して更に届き辛くしますので、わずか1m離れた場所で潜っても聞こえなくなるくらい従来のBluetoothヘッドホンは電波が遠くまで届かないのですが、この「WaterBone」は水深5mまで潜っても電波が途切れる事はない上に当然25mプールを端まで泳いでも電波が途切れると言う様な事はありません。
骨伝導なのにノイズキャンセラー搭載
通常、普通のイヤホンは周囲が騒がしいとその周囲の雑音によってイヤホンから出力される音がかき消されてしまい聞き辛くなるのでノイズキャンセラーと言う周囲の雑音を低減してイヤホンから出力される音を聞き取りやすくする回路が内蔵されているのですが、骨伝導は音の伝わる経路が全く別になっていますので、普通に街中の雑踏の中でなら周囲の雑音によって聞き取り辛いと言う事は出て来ません。
ですが、工事現場やゲームセンターの様な隣にいる人と話すのに周囲の雑音が影響して困る様な場所では流石に骨伝導と言えども周囲の雑音の方が勝ってしまうので聞き辛くなりますので、あえて骨伝導にノイズキャンセラー機能を搭載したこの「WaterBone」はある意味最強の骨伝導イヤホンだと言えます。
スマホ不要でサウンド再生
そしてこの「WaterBone」は8GByteのメモリーを内蔵し、このメモリーに好きな楽曲を入れておく事でこの「WaterBone」単独でメモリーの楽曲を再生するMP3プレイヤーとしても機能しますので、例えば運動中は荷物になるものは一切持ちたくないと言う方にはオススメな機能です。
また1回のフル充電で最大8時間の連続再生が可能など使い勝手としては申し分のない骨伝導イヤホンとなっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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