随分前に車の運転中に携帯電話やスマートフォンを手に持ち通話する事が道路交通法上違法となったからか、最近では歩いていても耳にハンズフリー通話用のBluetoothワイヤレスイヤホンをかけている方をよく見かけます。
このワイヤレスのハンズフリーイヤホンのメリットはもちろん、スマートフォンを手に持たなくても通話できる事ですが、もう1つ着信が確実に分かる事です。
例えばポケットに入れたりバッグの中にスマートフォンを入れていて気付かないなんて事、みなさんも経験された事があるかと思いますが、緊急性を要する電話の場合、気付かないでは済まされませんが、その点このハンズフリーイヤホンは耳元で呼び出し音が鳴るので100%分かります。
一方デメリットとして一番多く聞くのは装着感です。
メガネやサングラスでもそうなのですが、いくら軽いとは言え重さのあるものを同じ場所にかけている皮膚が圧迫される事で血流も一緒に阻害され、ある一定レベル以上になると痛みを感じますし、耳の穴の中に差し込むタイプのカナル型は完全に耳を密閉しますので、汗をかく夏場などは通気性を失って細菌が繁殖し、外耳炎等を起こしてしまう原因にもなります。
そこで今回は全く装着感のない、通話時以外は耳が完全にフリーになるBluetoothハンズフリーユニット「Get™」をご紹介致します。
ブレスレット型なので週1の充電でok
この「Get™」は骨伝導スピーカーを内臓したブレスレットで、骨伝導スピーカーは音を振動に変え、その振動が骨を伝わり耳に音の信号を届けると言うスピーカーで、腕にこの「Get™」をはめておく事で通話の際には「Get™」から腕の骨、そして腕の骨から人差し指の骨へと音は伝わり、その音は人差し指の指先から指を押しつけた顔の骨へと伝達され、そして耳のへと伝わります。
実際にこれで本当に通話できるのかと思われる方はおられるかもしれませんが、指輪型で同様のコンセプトで設計された製品は既に存在しますし、イヤホンのボリュームを絞って直接イヤホンから出る音が聞こえない状態でこの「Get™」で通話する時の様に人差し指を伸ばして耳元に当て、イヤホンを手首当たりに当てるとかすかですが音が伝わり聞こえますので、原理的には問題ありません。
またブレスレット型にするメリットとしては指輪型は大きさの制約がありあまり大容量のバッテリーは搭載できませんが、この「Get™」は一般的な使い方で最大5日間は充電フリーで連続して使えますので、面倒な充電から解放される所にあります。
そして電話の着信はバイブレーションで手首に伝えますから気付かないと言う事は100%有り得ませんし、通話時だけ耳に当てる事で通話ができますので、あの耳の圧迫感からも解放されます。
フットネストラッカー
そしてこの「Get™」にはモーションセンサーとハートレートセンサー(心拍センサー)が内蔵されており、フィットネストラッカーとして機能しますし、寝ている間も装着し続ける事で睡眠の質も計測してくれます。
また専用アプリケーションを使う事で運動時などは、バイオメトリックデータを監視して給水や休憩を促す機能なども持っていますし、Bluetoothでスマートフォンとペアリングしておく事でスマートフォンの通知等も振動で知らせてくれます。
NFC搭載で解錠や支払いも
またNFCチップを搭載しており、NFCでの解錠に対応した玄関錠にこの「Get™」を登録しておく事で「Get™」を鍵として使用できる他、将来的にはクレジトカードやICカード等を登録してAppleWatch等のスマートウォッチの様にリーダーにかざすだけでお金の支払いや、改札の通過、公共交通機関の利用等もできる様になるかもしれませんので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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