自治体によって差はありますが、今年度から小学校でもパソコンやタブレットを使った授業が始まり中には生徒一人に対して1台の端末を貸与して実際に授業においても活用しています。
ただ今の子どもさん達は小さい頃からスマートフォンやタブレットを触る機会に恵まれているため、小学校に入っていきなり端末を渡されて授業が行われても戸惑う様な事はありません。
ですが高学年になるとプログラミングの授業が入って来ますので、このあたりはやはり少なからず国語や算数とは違うプログラミング的な考え方が要求されますので、小さい頃からそう言った考え方、何かさせたい事、やりたい事をプログラムに置き換えやすい様な物事の考え方と言うか分析能力を身につけておくと何かと便利です。
そこで今回は単体でプログラミングを遊びを通して学ぶことのできる学習ロボット「AI VINU」をご紹介致します。
タブレットやPC不要で学習
この「AI VINU」は、多くのこう言ったプログラミング学習ロボットにあってタブレットやスマートフォン、ノートPCと言ったものがなくてもプログラミングが出来ると言う所が魅力的な所です。
と言いますのもタブレットやスマートフォンでプログラミングを行ってロボットの方に転送して動かしてプログラムをチェックすると言った方式でも良いのですが、そうすると子どもさんがプログラミングしている間、そのスマートフォンないしタブレットは使えないと言う事になり、スマートフォンしか親御さんが持っていないとなると、子どもさんが使っている間はメールもSNSも何も使えないと言う事になります。
ですからこの「AI VINU」はこれ単体でプログラミングが出来ますので、プログラミングを子どもさんがやっている間はスマートフォンが使えないと言う事もありませんし、いちいち断ってプログラミングしないといけないと言う事はなく子どもさんが興味がわいた時に直ぐに使う事ができ学習意欲を削いだりと言う事がないのが単体でプログラミングも出来るメリットです。
ただプログラミングだけだとやはり子どもさんは飽きて来てしまいますので、そのあたりは学習に繋がる様なゲーム等々も用意されており、飽きずにずっと使い続けてもらえる工夫が随所に凝らしてあります。
センサーを使ったゲーム
またこの「AI VINU」には加速度センサーにマイク、ロボット前面には赤外線センサー、照度センサー、底部にカラーセンサーが内蔵されており、例えば「AI VINU」を乗せたボードを傾け、その傾きを加速度センサーが拾ってその方向に走らせたり、底部のカラーセンサーが色が変わった、違った色を検出したのをトリガーに音を鳴らしたり進行方向を変えたりと言った事もプログラミングできます。
ミュージックモードでは音楽の演奏も
また最初からプログラミングなんて出来ませんし、スクラッチライクなタイルプログラミングで簡単にプログラムは書けるとは言っても親も教えられませんので、予めたくさんのプログラムは最初から用意されています。
その中でも色をトリガーにして、色を判別して動作させると言うプログラムが非常に多く、ミュージックモードではドは赤、レはオレンジ、ミは黄色と予め定義されていますので、色紙をテーブルの上に置く「AI VINU」を色紙の上に順に置いて演奏すると言った使い方もできますし、
また予め用意されているスクラップブックの中に入っているミュージックプログラムでは、黒いラインの上にカラーの点が描かれており、ライントレースで黒線を辿って走行しく途中に違った色を見つけるとその色に対応した音を鳴らして演奏すると言ったプログラムなども用意されており、非常に楽しんでプログラミングが学べる様にサンプルも非常にたくさん用意されていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/325496292/ai-vinu-the-worlds-first-unplugged-lcd-coding-robot
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