ProOS12以降、iPadOSを搭載したiPad ProではLightningコネクタではなくUSB-Cが採用された事でUSB機器が利用が可能になり、USBメモリだけでなくUSB接続のHDDやプリンター、対応していればスキャナやプリンターなども接続できる様になりました。
そのお陰でUSBメモリからファイルを読み込んで編集をしたり、逆にiPad Proで編集したファイルをUSBメモリで渡したりと言う事がとても簡単にできる様になりましたし、SDカードやmicroSDカードリーダーを備えたUSB-Cマルチハブですと直接USB-Cマルチハブにメモリーカードを差し込んでビデオカメラやカメラの動画や静止画を取り込んで編集できたりする事もできる様になっています。
そしてそのUSBマルチハブをスタイリッシュにiPad Proに引っ掛けて一体化させて使える様にリリースされたのが”BoltHub”で、今回紹介します「BoltHub Pro」はそのバージョンアップ版でMacBook Proでも使用できる様に工夫がなされています。
スペーサーで調整してiPad ProとMacBook Proの両方で使用可
まずiPad ProとMacBook Proを両方所持されている方は双方のディスプレイの厚みを見てもらうとiPad Proの方が厚く、MacBook Proのディスプレイが半分くらいしかない事に気付かれるでしょう。
そこでこの「BoltHub Pro」ではスペーサーを使う事でMacBook Proのディスプレイに引っ掛けてもズリ落ちない様にし、iPad Proと共に使える様にしてあります。またMacBook Proのディスプレイに引っ掛けてUSB-Cコネクタにケーブルを差し込もうと思っても”BoltHub”ではジャストiPad Proサイズで設計されていたのでケーブル長が足りないのでMacBook Proで使える様に26cmに延長されています。
USB-C PD対応 60W入力コネクタが増設
そして「BoltHub Pro」ではもう1つ、USB-C入力コネクタが追加されました。
最大60W入力が可能なこのUSB-C PDに対応したコネクタにUSB-C PD対応の電源を接続する事で、パススルーでMacBook Proの他、iPad Proも充電可能になっています。
またMacBook Airにこの「BoltHub Pro」を接続すると2ポートしかないUSB-Cコネクタの1つを占拠してしまい、残り1ポートしか残らず、そこにUSB-C電源を接続して給電するとUSB-C接続のディスプレイ等を接続する事ができなくなってしまいます。
おそらくそれも考慮に入れたのでしょう、この「BoltHub Pro」では「BoltHub Pro」経由でMacBookAirを充電できますので、残り1つのUSB-Cポートを有効活用する事ができるのです。
また拡張ポートは”BoltHub”と同じで、最大4k@30Hz(iPad Proは2k@30Hz)出力可能なHDMIポートとUSB3.1 Gen1規格対応のUSB-Aポートを2ポート、そして3.5mmイヤホンジャック(USB2.0 Aduio対応)、そしてSDカードリーダー、microSDカードリーダーを備えています。
バッテリー駆動時に優しいON/OFFスイッチ
そしてまた、この「BoltHub Pro」にはUSB-Cコネクタ部分にON/OFFスイッチが内蔵されており、引っ掛けておいても使用しない時はコネクタを差したままUSB-Cマルチハブを切断して使えない様にする事もできる様になっています。
と言いますのもUSB-Cマルチハブはただ接続されているだけでなく、接続されていればそれなりに電力を消費していますのでモバイルでバッテリーで使用している時はいつもより早くバッテリーが消耗されてしまいますので、それを防止する事ができますので、カードリーダー等の使用頻度が高い上にバッテリーで使用する事が多い方には有り難い機能となっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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