カラビナは元々、登山用具の1つで、ロープとハーネス(ロープとロープを繋げる為の接続道具)、ハーケン(岸壁の割れ目に打ち込む金属製の杭の様なもの)やクライミングチョック(岸壁を登るロッククライマーが落下するのを防止する道具)等を素早く確実に繋ぐ事のできる、開閉できる部品がついた金属製の輪の事を差します。
ただレバーを倒して簡単に引っ掛けられる事から最近ではキーホルダーとして使われる方が多いのですが、キーホルダーとして売られているカラビナは決して耐久性が良いとは言えません。
カラビナは元々錆びてもいけませんし強度も必要な部品ですのでステンレス鋼やアルミ合金(ジュラルミンの様に強度の高いアルミ合金)で作られていますので高価な上に思いので、日常的に使うには軽くて安いものの方が良いのでアルミ製のものがよく売れています。
ただこの安いアルミ製のカラビナはちょっとした衝撃で曲がりますし、レバーのヒンジ部分にもバネが入っていたりするのですが、経年劣化や強い衝撃を受けて曲がったり、しっかとと閉まらずに半開きになったりもします。
そうすると何かの表紙にキーホルダーを引っ掛けたり飛ばしたりした時にカラビナを引っ掛けているベルトループやバッグのベルトから外れて落としてしまうと言う事もあるのです。
そこで今回は、そう言う劣化のないオールチタン合金切り出しの豪華かつ最強の強度を持つカラビナ「The Helm Carabiner」をご紹介致します。
曲がって変形して開くレバー
さて、このカラビナ「The Helm Carabiner」は1枚のチタン合金のプレートから切り出されカラビナで、開口部、レバー部分のヒンジ(繋ぎ目)もが全て一体加工されたカラビナになります。
ここでチタン合金って硬いのにいくら切れ目を入れてもレバーの部分って曲がるの?と思われる方も少なくはないと思いますが、実際のところ薄く薄く板バネの様に薄くさえしてやればチタン合金と言えども曲がりますのでレバー部分を押し倒して引っ掛けたり、鍵を通したりと言う事は簡単にできます。
そしてチタン合金にした理由は、その硬さが逆に曲がり辛さを意味していますのでレバーを倒して曲げたとしても元の位置まで復元しますし、それを何百回、何千回、何万秋繰り返しても他の金属の様に徐々に曲がって癖がついてレバー部分が半開きになると言う事は決してありません。
しかも切り出しで可動部品は一切なく、チタン合金の精製過程で不良があってカラビナが破断しない限り、この「The Helm Carabiner」は壊れる事もないのです。
Pry64は六角ホルダーと栓抜きのコラボ
そして「The Helm Carabiner」には同時にラインアップされている”Pry64″と言う栓抜き兼六角ホルダーを同時に選べるラインナップも設けています。
この”Rry64”は今では殆ど見かける事はない瓶の栓を抜くための栓抜きがついている他、1番使う機能であろう1/6HEXビットを取り付けてネジを回したりする作業に使う事ができます。
またエッジの部分は強く擦りつける事でカッターとして役立つ様になっていますので、パッケージ(ダンボール)を開けたりする作業をする際に便利ですので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。