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エスプレッソではないけれど、フレンチプレスやペーパードリップよりは濃いコーヒーが淹れられる「Oomph 2.0」

みなさんはコーヒーをどれくらいの頻度で飲みますか?
最近はカプセル方式のコーヒーなどが出て来て簡単に手間をかけずにコーヒーを淹れる事ができますので、毎日コーヒーを飲むと言う方も多いと思いますが、カプセル式のコーヒーは便利な分、値段がちょっとお高めですし、コーヒーショップで購入するコーヒーは下手をすると1杯がサラリーマンのランチ代くらいの価格をしています。
それと比較して掃除に手間はかかりますが、自宅で淹れるコーヒーは1番安上がりですし、何と言っても何百種類もあるコーヒーの中から自分の好みのコーヒー豆を買って楽しむ事ができると言うメリットがあります。

ただここでペーパードリップで濃いコーヒーを淹れようと思うと、どうしても粉の量が増えますので経済的とは言えません。
そこで今回はスプーン1杯の粉で、ペーパードリップより20%近く濃いコーヒーを淹れる事ができるとってもエコで経済的なコーヒーメーカー・ボトル「Oomph 2.0」をご紹介致します。


フレンチプレスとエスプレッソを足して2で割った様な淹れ方


では実際にこの「Oomph 2.0」ではコーヒーをどの様に淹れて行くのか見てみましょう。
まず最初に2層構造になったボトルへスプーン1杯(26g)のコーヒーの粉を入れます(一般的にコーヒーカップ1杯(120mL)のコーヒーをペーパードリップするのに必要なコーヒーの粉は10gがベストと言われていますので、2杯分取れるこの「Oomph 2.0」ではちょっと濃いめのコーヒーを淹れる事ができると言う訳です)。

そしてお湯を線のところまで注いだたら蓋をして体重をかけてプレスして抽出する、と言うのがこの「Oomph 2.0」のスタイルです。

「Oomph 2.0」の底にはステンレス製のドーム型のフィルターが入っており、ピストンで押し込む事でコーヒーの粉とお湯とが攪拌されながらステンレス製のメッシュフィルターで濾されて抽出されるのでフレンチプレスとエスプレッソを足して割った様な方式になると言う訳です。

ただフレンチプレスはフィルターを上下させて攪拌させてコーヒーを抽出するのでフィルターの目が荒く、フィルターを通り抜けた粉がコーヒーの中に残ってザラッとした感触がどうしても舌の上に残ってしまいますが、この「Oomph 2.0」ではエスプレッソで用いられてる目の細かなフィルターが使われていますので、ザラッと言う感触は残りません。


ワンウェイプレスで苦味を抑える


そしてフレンチプレスはコーヒーを全てカップに移し替えない限りコーヒーの粉はお湯の中でコーヒーの成分を出し続けますので、どうしても最後の方は煮出したコーヒーの様に苦味や酸味がきついだけのコーヒーになってしまいますが、この「Oomph 2.0」ではピストンによって押し込まれたお湯はコーヒーの粉からコーヒーの美味しい成分を抽出し、そしてメッシュフィルターを通り、2重構造になったボトルの隙間を通ってお湯を入れた内ボトルに戻る様になっています。
そしてピストンによって抽出されたコーヒーとコーヒーの粉は完全に分離されて混ざる事はないので淹れ立ての美味しさでずっとコーヒーを楽しむ事ができるのです。


垂れないエルゴノミック構造の飲み口


そしてコーヒーを飲む際にはカップにサーブする方法と、直接飲み口に口をつけて飲む方法との2通りの方法があるのですが、飲み口が急須の様に少し尖って上を向いた構造をしていますので、コーヒーの切れがよく垂れないのが特徴で、ボトルの側面を滴り落ちたコーヒーで手を汚す事もないでしょう。
また保温時間は最大1時間と保温性はあまり良くないので、淹れたら飲みきる様にするのがベターです。

そしてまた、「Oomph 2.0」は全ての部品を食洗機で洗う事ができる様になっており、洗浄も簡単にできる様になっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/oomphcoffee/oomph-20-make-amazing-black-coffee-anywhere

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