最近は日本でも歯への予防的なケアが必要と言う事で、定期的に歯石取りに行ったり、歯並びの悪い方は歯列矯正を行ったりすると言う方が増えていますが、最近のウィルス流行下での歯医者での治療に抵抗感があると言う方も増えています。
そこで市販のスケーラーを購入して歯石除去を自分で行っていると言う事も見聞きする様になっていますが、鏡を見ながらのスケーリングは、下側の歯は奥歯まで何とか見渡せることができるので奥歯の外側はちょっと厳しいですが何とかスケーリング可能です。
一方で上の歯はと言えば前歯の外側は簡単にスケーリングできますが、前歯の裏側や奥歯となると合わせ鏡を使ったとしても鏡を見ながらスケーラーをうまく動かせるかかなり微妙です。
そこで今回は、スマホの画面を見ながら簡単にスケーリングが行える「SUNUO」をご紹介致します。
スマホを見ながらスケーリング
今回紹介する「SUNUO」の1番魅力的な所はスマートフォンとWiFiで接続しておく事でリアルタイムで「SUNUO」の先端に内臓されたカメラを通して歯の状態を見ながらスケーリングが行えると言う点です。
最近では同じ様なカメラを搭載した”耳かき”もありますが、やはり手探りと感触だけで掃除する寄りも目視で確認しながら行えた方が強く当てすぎて皮膚を傷つけない上に耳の奥へ奥へと押し込むと言った事も避けられつつ確実に耳垢の除去が可能です。
それと同じ様にカメラがついたスケーラーでは目視で歯の表面に付着した歯垢や歯石、そして色素が沈着した部分などを見ながらピンポイントでスケーリング出来ますので、何も付着していない歯の表面のエナメル質を削って歯を弱くしてしまうと言う事を防止する事ができます。
またライトがついているので口を閉じた状態でもスケーリングができますので、振動するスケーラーによって唾液が飛ばされて周囲を汚したりと言う事も避けられると言うメリットがあります。
超音波振動
次にこのスケーラー「SUNUO」は超音波を使って歯石や歯垢と言ったものを除去します。
この超音波の良い所はスケーラーの様にゴシゴシと擦らないので歯を過度に削らない事と、何と言っても金属の金具を歯石や歯垢と言った堆積物の上に当てる、沿わせるだけで超音波振動で勝手に削り取ってくれる所です。
またスケーリングに使う金属の金具は鋭利に尖っている様なものではなく、非常にカラの柔らかい少し力を加えただけで穴が空いてしまう、亀裂が入ってしまうウズラの卵に当てて超音波振動を加えてもウズラの卵が割れる気配すら見せない所からも、歯にとってとても優しい事が分かります。
またセンサーによって歯に当に当たっているのか歯茎に当たっているのかを判断し、歯茎に当たっていると判断した場合はすぐに超音波振動を止め、歯に当たっている事を確認してから超音波振動を加え始めますので、かぎ針の様なスケーラーを動かす手が滑って歯茎を刺して出血すると言う様な事がこの「SUNUO」では起こらないのも魅力的な所です。
刃は2種類
そしてこの「SUNUO」に付属する刃はニードルと呼ばれる刃先が尖った刃とマイナスドライバーの先の様な平刃の2種類になり、ニードルは歯周ポケットを掃除する際に歯周ポケットの中に刃先を入れて掃除する際に便利ですし、平刃の刃の表面に付着したスケールはもちろん、汚れを一気に除去すると言った時に使う為のものですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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