先月発表になった、お得感満載のMacBook Air(2020)は、1番安価なモデルで93,800円(税別)でかなりお得感がありますが、SSD(Solid State Drive)は256Gbyteなので、画像や動画をたくさん取り扱う方であれば1ランク上の512GByteにしたい所ですが、その価格差は20,000円もあります。
更に今回のモデルには1TByteモデルと2TByteモデルも用意されているのですが、それぞれ+40,000円、+80,000円(税別)となっており、2TByteを選ぶとほぼ倍近い価格になります。
一方外付けのSSDの価格はと言うと従来からあるSTAT規格のSSDであれば512GByteなら安ければ5,000円前後で販売されていますし、1万円も出せば十分なスピードのSSDが購入できますし1TByteでも12,000円〜15,000円が売れ筋ですし、2TByteでも25,000円〜30,000円が売れ筋ですので、MacBook Airの価格差の半分以下の費用で外付けであれば増設する事が可能です。
一方、SATAよりも高速で読み書きのできるM.2 SSDでもSTATタイプのものとほぼ同額が10%高い程度です。ですからそんなにたくさんのデータをMacBook Airの中にためておく必要はないはずで、外付けのメモリーに保存しておく方がお得ですし、そのデータを他のPCやタブレット、スマートフォンに移動させるなら外付けの方が断然便利です。
そこで今回は外付けのSSDにUSBマルチハブが合体した「HybridDrive」をご紹介致します。
スペックは!?
ではまず最初に「HybridDrive」のUSBマルチハブの機能から見て行きましょう。
このあたりはオーソドックスなUSBマルチハブに右に習えで、4k@60fps出力が可能なHDMI端子、USB-A(USB 3.1 Gen2)×2ポート、microSDカードリーダー、SDカードリーダー、そしてUSB-C(USB3.1 Gen2)×1ポートを備えているのですが、1つ気をつけなければならないのがUSB-C PD(Power Deliver)に対応した電源入力端子を備えていない事です。
ですからMacBook Proでしたら反対側のUSB-C端子を使い充電しながらの使用が可能ですが、MacBook Airで直差しする場合や、iPad Proやその他USB-C端子を備えたスマートフォン等に接続して使用する場合は充電しながら使用すると言う使い方ができませんのでご注意下さい。
SSD容量は5バリエーション
次にSSDですが、これは予め内臓されており後からの増設は不可能なので128GByteの小容量タイプから256G、512G、1T、2Tまでの5サイズのバリエーションが用意されていて使用環境とおサイフの残高で選びやすくなっています。
そして気になるアクセススピードは接続規格はUSB-C 3.1 Gen 2 NGFFを採用していますので最大転送スピードは10Gbpsで、この「HybridDrive」は読み書きどちらも最大450 MB /秒の超ハイスピードで行えますので、大容量の4K撮影の動画を移動させたとしても、USBメモリーや外付けのHDDの様ななかなかコピーされないストレスは一切ありません。
直差しが無理ならケーブル接続
またこの「HybridDrive」にはちょっと気の利いた、USB-Cの延長!?中継!?ケーブルが付属しています。
このケーブルは「HybridDrive」のコネクタを覆うカバーの中に収納されており、カバーを取り付けたMacBook Airの様なカバーが邪魔をして「HybridDrive」が直差しできない様な場合や、ケースを取り付けてケースが邪魔で直差しできないスマートフォンやタブレット等に接続する際に延長ケーブルで接続ができますので、実質どのデバイスにも使えると言う事になります。
またこの「HybridDrive」にはシングルコネクタの他にMacBookのコネクタピッチに合わせたダブルコネクタタイプも用意されているのですが、ダブルコネクタの場合は他のデバイスに直差しする事ができませんが、延長ケーブルがあるお陰で他のデバイスでも使えますし、ケーブルを使った場合、MacBook Airでも充電しながらこの「HybridDrive」を使えますので、もし興味を持たれた方で詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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