歯ブラシは歯を綺麗にクリーニングする事も大切ですが、それと同時に歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の境目に残った食べ残しを綺麗にかき出し、綺麗にしておく事も重要です。
その為にはまず歯に対して90度にブラシを当て、表面、外側、内側、と磨いた後にバス法と呼ばれる歯茎に対して45度の角度でブラシを当てて歯周ポケットを磨く必要がありますが、最近種類が増えて来た短時間で歯磨きを終える事のできるマウスピース型の様な歯ブラシではプラークコントロールまでしっかりと行えるとは思えません。
そこで今回は30秒で歯磨きを終える事ができつつ、歯周ポケットまで綺麗に磨き上げる事のできる電動歯ブラシ「CleanFreak」をご紹介致します。
コミカルに前後に動くブラシ
ところで私達が歯ブラシで歯を磨く時、歯ブラシをどう動かしますか?
ほぼ全ての方が歯ブラシを前後に動かしながら歯の表面に付着した汚れや歯と歯の間に挟まった食べ物かす等をかき出しつつ、歯ブラシを移動させながら全ての歯を1本1本磨いて行きます。
一方、最近注目を浴びたマウスピース型の電動歯ブラシでブラシそのものが超音波振動する事で歯の表面に付着した汚れを落とすのですが、ブラシが移動する事はないのでどちらかと言うと磨いた感と言うのは残念ながらあまり感じられません。
ですがこの「CleanFreak」はブラシを前後に揺らしつつ少しずつブラシが歯に当たる位置をズラして行きますので、感覚的には従来の歯ブラシと同じ様な感覚を得る事ができます。
しかもブラシの毛は外側と内側から45度の角度を保って付けられていますので、歯周ポケットの掃除も完璧です!!
歯の表面を磨く反対側のブラシ
そしてこの電動歯ブラシ「CleanFreak」の特徴としてもう1つ面白いのが、歯の側面を磨く為のブラシとは正反対に向けられたブラシです。
このブラシは歯の表面を磨く為のブラシなのですが、下の歯を磨いている時は上の歯の表面を、上の歯を磨いている時は下の歯の表面を磨く様になっているのです。
これはおそらく推測の域を出ませんがブラシを長持ちさせる為でしょう。この歯の表面を磨くブラシが側面や歯周ポケットを磨く為のブラシと同じ方向につけてあるとかなり短い毛にしなくてはいけませんし、また歯周ポケットを綺麗に磨こうとして強くブラシを押しつけると摩擦大きくなりブラシの減りが早くなります。
ですからそう言う事を総合してブラシを長持ちさせつつしっかりと磨き残しなく磨くと言う点においてこう言うブラシの配置になったのでしょうが、磨き具合とユーザーの費用負担等の事がよく考えられています。
子ども用は2022年にリリース予定
そして「CleanFreak」にはMとLと言う2種類のサイズがラインアップされています。
MとLはそれぞれ下顎の歯の数でサイズを決める様になっており、下顎の歯の数が14個の場合はM,それ以上の場合はL(抜けてなくなってしまっている歯の数もカウントして)となっています。
またそれ以下の歯の数しかない例えば子どもさん用のブラシは今後リリース予定となっていますので、興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/dentfreak/cleanfreak-cleans-your-teeth-better-than-you-can
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