コロナウィルス流行中によく、コロナウィルスはどれくらいの時間、生存しているのかと言う事がメディアでよく取り上げられており、エアロゾル(大気中に浮遊状態)だと最大3時間、ダンボールだと最長24時間、銅だと4時間ですが、ステンレスやプラスチックだと最長2〜3日生存すると言う事がわかり、”プッシュスティック”と呼ばれるボタンを押したり、つり革やドアを引っ掛けたりするガジェットが今、かなり流行っています。
ただ1つ不思議なのは、マスク表面にウィルスが付着するので取り外しの際には気を付ける様にと言う事は言われるのに、衣服を脱ぎ着する事には全く触れられておらず、衣服に付着したコロナウィルスがどれくらい生存するのかと言う事が言われていない事です。
ですがマスクよりも表面性の大きい衣服にウィルスが付着しない訳はなく、同じ繊維であるダンボールと同じ程度生存していると考えた方が普通ではないでしょうか?
ですから自宅に帰ったら衣服を脱いで、すぐに洗濯するのが正解なのですが、背広やコートなど毎日洗濯する様なものではないものや、自宅で洗濯できない様なものはどうしようもありません。
そこで今回はオゾンでウィルスだけでなく脱臭もできるワードローブ「Pura-Case」をご紹介致します。
オゾンによる殺菌メカニズム
よくオゾン殺菌なんて言葉を目にしますし、オゾンを使った空気清浄機等もたくさんありますが、一体オゾンって何なの?オゾンでウィルスが殺菌できるの?と思われておられる方も多いかと思います。
オゾンと言うのは化学式で書くとO₃と酸素原子が3つくっついた構造になっています。一方みなさんが吸っている酸素はO₂で酸素原子が2つで安定しており、O₃はO(酸素)を1つ離してO₂になろうとする性質を持っています。
ここで分離したO(酸素)は不安定なのですぐに周囲の物質と融合したがります。そして物質と融合して酸化反応を起こすので、バクテリアやウィルスを不活性化させる事ができます。
また臭いの分子も酸素と結合する事で酸化し易い物質となっていますので、オゾンは脱臭にも効果があると言う事になります。
自立させる事のできるワードローブ
このワードローブ「Pura-Case」はハンガーラックに吊り下げて使用するのはもちろん、自立させて使用する事もできる様になっているのが特徴です。
しかもバッテリーで動作しますので近くにコンセントがなくても使用できますので、玄関に立てておき、帰宅したらすぐに玄関で上着とパンツを脱いでこの「Pura-Case」に下げてオゾン殺菌すれば、もしコロナウィルスが衣服に付着していたとしても部屋の中まで持ち込まなくて済みます。
またジッパーで密閉できワードローブ内の隅々までオゾンが行き渡るので、衣服の表面だけでなく裏側に付着していたとしてもしっかりと殺菌する事ができ、バッグ等も一緒に「Pura-Case」に入れておけばバックも殺菌でき、気になる方はレジ袋などに靴を入れて一緒にオゾン殺菌してやれば、もう完璧です。
なお殺菌にはどれくらいの時間がかかるのかと言いますと付着したウィルスやバクテリアの80%を除去するのに1.5時間、99%除去するのに3時間(エコモードだと8時間)、臭いも完璧に除去するのであれば4時間が必要です。
なおスマートフォンと連携する様に設定しておけば、オゾン殺菌終了はスマートフォンに通知されますし、逆にスマートフォンから操作してオゾン殺菌を行うと言う使い方もできます。
コンパクトに折り畳めば出張先でも使用可能
またこの「Pura-Case」はとても小さいとは言えませんが、直径25cm、長さ55cmの円筒系のドラムバッグサイズ大にまでコンパクトに折り畳む事ができる様になっていますので、常に使わない時はクローゼットの隅にでも隠して収納できる他、出張等にも持って行こうと思えば行けるサイズなのが利点です。
また手を差し込んで引っ掛ける事ができる取っ手もついていますので、手に持って移動する事もできますし、多少大きめのショッピングバッグに入れて出張に持って行くと言う手もありますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1864378255/pura-case-the-portable-wardrobe-purifier
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