最近のスマートフォンのはハイエンドな機種ほどmicroUSBからUSB-Cへと移行して行っていますし、タブレットでも同様の傾向は顕著に見られます。
ただiPhoneは未だに独自に作ったLightning端子で時期iPhone12もLightningですが、iPad Pro等のハイエンドなiPadはUSB-Cへの移行していますし、モバイルPC、ノートPCを見てもMacBook ProやMacBook Airの様にUSB-Cで充電するものが増えています。
それもあり、USB-C端子を搭載したMacBook Proが出た4年前とは比較にならない程USB-C PD(Power Deliver)に対応した電源ユニットは高出力なのに価格は安く、それにプラスしてGaN(窒化ガリウム)と言う半導体の登場で出力パワーは同じなのにサイズは半分以下と言うものまで登場しています。
そこで今回はおそらく同出力のUSB-C PD65W出力電源では世界最小と言える「Mopoint」をご紹介致します。
驚きのAirPodsサイズ
では一体この「Mopoint」のサイズはどれくらいなのかと言いますと53mm×53mm×30.5mmで、第2世代のワイヤレス充電可能なAirPodsケースの大きさが
44.3mm×53.5mm×21.3mmですから厚みは約10mmほど「Mopoint」の方が厚いのですが、ほぼ同サイズなのです。
しかも重さは114gと非常に軽く、これならポケットに入れて持ち歩く事も可能ですし、バッグの隅っこに入れておいても邪魔にもなりませんし、何よりコンセントに差した時に隣のコンセントに干渉しないって言うのがポイントです。
USB-C×2+USB-A×1
しかもこの「Mopoint」は合計出力が65Wで、USB-Cポートを2ポートにUSB-Aポートを1ポートと何と充電ポートを3ポートを備えているのです。
ただこの65W出力と言うのは3ポートで合計65Wと言う事ですので、複数のポートを使って同時充電を行うとそれぞれのポートで分け合う形となり、出力される電力は減って行き、その対応表は下記の通りです。
- C1:PD65W(PPS:3.3V-16V/4A)
- C2:PD65W(PPS:3.3V-16V/4A)
- A1:36W(SCP:5V/4.5A,4.5V/5A)
- C1+C2:PD30W(PPS:3.3V-11V/3A)+PD30W(PPS:3.3V-11V/3A)
- C1+A1: 45W(PPS:3.3V-11V/4A) + QC18W(SCP:5V/4.5A,4.5V/5A)
- C2+A1: PD45W;PPS:3.3V-11V/4A) + QC18W(SCP:5V/4.5A,4.5V/5A)
- C1+C2+A1: PD30W(PPS:3.3V-11V/3A) + PD18W(PPS:3.3-5.9V/3A) +QC18W (Max 66W)
つまり3ポート同時に使うとUSB-C1は最大で30W出力できますが、USB-C2は18Wが最大で、USB-Aも18Wが最大になりますのでMacBookとiPad、iPhoneの同時充電を行うと、MacBook Airは問題ありませんが、15, 16インチMacBook Proを使っておられる方は作業内容によっては充電しているのにバッテリーが減って行くと言う事も有り得るので要注意です。
トラベルコンセントアダプタはオプション
また、「Mopoint」はUSプラグを標準採用していますので、日本で使用するにはそのままコンセントに差し込んで使えますが、海外に行くとコンセント形状が違ったりしますので、そのままでは使えません(電圧等は大丈夫ですが、コンセントの形状が違うので物理的に刺さりません)。
そこでオプションにはなりますが、トラベルコンセントアダプタが用意されており、3つのアダプタで全世界、どこへ行っても充電する事ができますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい場合は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/mopoint/mopoint-super-mini-65w-gan-usb-c-charger
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