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315MHz,433MHzを使う車両の空気圧センサーの情報をスマートフォンで管理できる「THINKTPMS G1」

みなさんは自動車のタイヤの空気圧をリアルタイムで表示するTPMSセンサーと言うものをご存じでしょうか?
アメリカでは2008年、ヨーロッパでは2012以降にリリースされた乗用車にはTMPSセンサーを取り付ける事が義務化されていますので、日本国内でも外車に乗られている方は装備車両に乗られておられる方は多いでしょうし、国産メーカーの車両でも一部高級車では標準装備となっており、知っていると言う方は多いのではないでしょうか?

ではTPMSセンサーを取り付けるメリットは何かと言うと、パンク等が原因で空気圧が下がり走行中にタイヤがバーストして大事故を起こすと言う事を防ぐと言う事が挙げられます。
そして自動車のオーナーにとってはタイヤがバーストしてしまえばホイールから交換しなければならない場合もあり、多大な出費を迫られるだけでなく、事故を起こして車が大破してしまう事もありますし、それが原因で大怪我を負ったり死亡したりと言う事も考えられます。それがTMPSを取り付ける事でそう言った事を避けられるだけでなく、出費もパンク修理程度で済むと言う事になります。

そんなTMSPセンサーのデータをスマートフォンで管理できる「THINKTPMS G1」を今回はご紹介致します。


スタッドレスタイヤ等に履き替えた時に便利


一般的にTMPSが標準装備された車両の空気圧データはメーターパネルやナビゲーションモニター、そして専用のインジケータに表示されたり、中には空気圧が減って来た時だけメーターパネルに警告等を表示する車両もあったりしますが、センターはホイールに固定されていますので、冬にスタッドレスタイヤに履き替えたりすると、スタッドレスタイヤを履いている期間はTMPSによりタイヤの監視はできません。
それを危険と思えばディーラーでタイヤ交換やTPMSセンサーの取付や表示の設定をして貰わなければいけませんので、かなりの費用負担となります。

一方この「THINKTPMS G1」を使えば、”THINKTPMS S1”と言うホイール内蔵型の専用のTPMSセンサーを使いスマートフォンでタイヤの空気圧を表示できる他、315MHz,433MHzを使う一般的なホイール内蔵型のTPMSセンサーを利用できる為、とても安価にタイヤの空気圧管理をスマートフォンで行える事ができます。


アプリを使い車両を選択するだけで簡単に空気圧表示


次にTPMSのデータですが、これは車メーカーによって独自のフォーマットで送信しているメーカーもあるのですが、この「THINKTPMS G1」はそのデータを解読してスマートフォンに空気圧を表示させる事もできるのですが、車両のメーカー、車種、年式が分かっていればメニューから車両を選ぶだけで簡単に空気圧データを表示する事ができます。

またタイヤのローテーションを行った様な場合、これもディーラーでタイヤに内蔵されたTPMSセンサーとタイヤの位置の紐付けを変えてもらわないと正しく表示されなくなってしまいますが、この「THINKTPMS G1」であればタイヤローテーション後に簡単にアプリとタイヤに内蔵されたTPMSセンサーをリンクさせる事ができます。
そしてノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに交換したりする様な際も、どの場所のタイヤなのか明記しておかないと、元の位置にタイヤを戻せませんが、車両のTPMSモニターに正常な位置に表示しなくて良いのであれば、どのタイヤをどの位置に取り付けようと後からタイヤと位置の紐付けをアプリと受信機とで行いますので、気にせず行えます。


ODBII受信機で車両情報も表示


またTPMSセンサーから送出されるタイヤ内の空気圧や空気の温度は電波で飛ばされてますので、そのままスマートフォンでは受信できません。
スティック状のコントローラを使い、Bluetoothでスマートフォンにデータを飛ばすかODBIIコネクタに差し込むアダプタを利用するかになります。
ODBIIコネクタに差し込むタイプの受信機は同時にODBIIから取得できる車両のCAN情報等を解析する機能も持っており、車両の状態のモニターもスマートフォンで見る事ができ一石二鳥です。

ただこの「THINKTPMS G1」で車両1台あたり管理できるセンサーの数は4つまでですので、トラック等には残念ながら使えませんので、もしスマートフォンで管理できるTPMSセンサーに興味がある方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/ericwang/thinktpms-g1-your-smarttire-pressure-diagnostic-tool

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