モバイルバッテリーの中にはソーラーパネルを内蔵する事で、充電設備がなくても充電できると言うとても便利なモバイルバッテリーがあります。
ただ気を付けなければいけないのは、ソーラーパネルの発電量はメーカーによって多少の差はあるものの、ほぼどのメーカーも同じ様なものであり、充電性能はパネルの面積に比例します。
その為に、モバイルバッテリーのケースにソーラーパネルが内蔵されている様なモバイルバッテリーは発電量が少ないため、そろそろ満タンになったかな?と思っても殆ど充電されていないと言う事は少なくありません。
それはパネル面積が少ないと言う事もありますし、ソーラーパネルに対して太陽が垂直に当たる時に最大の発電量を得る事ができるのですが、太陽は1時間で15度も移動しますので、2時間も経過すると30度も太陽は傾いていますので、発電量はかなり落ちるからです。
ただ中にはリフレクターと言って太陽の光を反射してパネルに対して垂直に光りを当てる様な装置を内蔵した様なソーラーパネルもあったりしますが、製品の説明にそう言った性能が書かれていないと見た目では分かりません。
そこで今回は、最大発電量4Wのパネルを搭載したモバイルバッテリー「Sunslice」をご紹介致します。
屏風型パネルのメリット
この「Sunslice」に搭載されているソーラーパネルは約80mm×100mmサイズのパネルが5枚直列に接続さており、屏風状に広げて発電するのですが、最大発電量が4Wもありますので、例えば太陽が1時間で15度動くとしても2Wや1Wしか発電できない小さなパネルを搭載したモバイルバッテリーと比べても時間あたりの発電量が多いと言う事はその分、短時間でたくさん充電できると言う事になります。
また5枚の屏風状に広がると言う事で、完全に横一列に全てフラットに同じ方向を向く様に広げるのではなく、山をつけてパネルの向きを変える事で、瞬間的な発電量は落ちますが、太陽が動いて行ってもほぼ同じレベルで発電し続けて行く事ができますので、結果的に見るとバッテリーの充電量は上がると言う事になります。
また屏風状のパネルは折り畳む事がができ、この「Sunslice」も80mm×100mm×厚み25mmと面積で言えばクレジットカードよりも少し大きいサイズにまで小さく折り畳む事ができ、パンツのポケットにも入る大きさですので、持ち歩くのにもとても便利です。
慎重に扱わなくても大丈夫なフレキシブルパネル
そしてこの「Sunslice」にはZenith社のフレキシブルCIGSセルを採用しています。
このフレキシブルパネルはフレキシブルパネルの中でも発電効率が15%と、このジャンルのパネルの中ではトップクラスのパネルで、雨に濡れても大丈夫な防水性と、車に踏まれてもパネルが破損したりしない堅牢性を合わせて持っており、非常に扱い易いパネルになっています。
ですからバッグから取り出した時に地面の上に落としたとしてもパネルが割れて発電できなくなってしまったという様な、従来のソーラーパネルを搭載したモバイルバッテリーの様な事は起こらず安心ですので、雑に扱っているつもりはなくても雑に扱ってしまって壊してしまうと言う様な事はありません。
またパネルのベースにはフェイクレザーが使われていますので、フォーマルな場所に携帯する様な場合にもピッタリで、色も黒、赤、青、茶と4色が用意されてます。
マルチ充電ケーブルが付属
またこの「Sunslice」には充電用のケーブルが付属しており、充電ケーブルも持ち歩かなくて済むのですが、現在USB充電できるガジェットの規格としてはmicroUSBの他にiPhoneやiPadで使われているLightning、そして最近多くのデバイスで採用される様になって来たUSB-Cの3種類があります。
そこでこの「Sunslice」に付属している充電ケーブルはmicroUSBとLightningのリバーシブルコネクタにスライドキャップ式のUSB-C変換アダプタが付属しており、全てのUSB充電可能なデバイスの充電を可能にしています。
LED懐中電灯としても利用可能
またこの「Sunslice」にはLEDを内蔵しており、LED懐中電灯として使える様になっている他、携帯に便利な様にカラビナなどもついていますので、例えばバックパックのベルトループにカラビナを引っ掛けてパネルを展開した状態で移動すると言った様な充電の仕方もできます。
更にソーラーパネル以外にUSB-C端子を備え、最大18Wで急速充電できる他、出力は最大5V/2.4A出力が可能なUSB-Aポートが1ポートとなっていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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