たまたま起きたつもりが二度寝してしまい、時計を見て慌てて支度をして家を飛び出したものの天気予報をチェックし忘れた為に傘を持って出るのを忘れた事で雨に降られたなんて経験はみなさんにはありませんか?
そう言う時、例えば玄関の目立つ場所にパッと見ただけで今日の天気が一目瞭然で分かる様なガジェットがあれば、急いでいる時でも瞬間で天気をチェックする事ができますので、雨予報が出ていれば傘を忘れる事もありません。
そこで今回は、今日の天気を表示する不思議なポスター「Typified Weather Poster」をご紹介します。
ポスターと見せて実はIoTガジェット
さてこの「Typified Weather Poster」ですが、パッと見るとただのある日の天気を表示した1枚のポスターに見えるのですが、実はWi-Fiでインターネットに接続し、インターネットから天気予報の情報をダウンロードしてその日を天気を天気アイコンで表示するIoTガジェットなのです。
ただそうは言っても「Typified Weather Poster」は液晶ディスプレイに天気を映し出しているのではなくリアルに紙のポスターなのです。
では一体どうやって天気のアイコンを表示しているのでしょうか?それには昔から使われている温度で色が変わるインク使われています。
天気予報のアイコンはこの温度で色が変わる特殊インクによって描かれており、天気予報に合わせてこのアイコンの裏に仕込まれたヒーターに電気を流しヒーターを温めてアイコンの色を変わらせて天気予報を浮かび上がらせおり、見た目はアナログ的な古典的なものに見えて実はインターネット技術が使われていると言う、新旧の技術を見事にマッチングさせた天気予報ディスプレイとなっています。
注意すること
なおこの「Typified Weather Poster」には注意する事がたった1つあります。
それは室温です。
前述した様にこの「Typified Weather Poster」で使われている特殊なインクは温度によって青から白へと変わります。
その温度の境目が29℃なので夏場は注意が必要です。室温が29℃を超えると全て白に変わってしまいますので、その日の天気を示す雨、曇、晴れの3種類のアイコン全てが白に変わってしまいますので全く天気が分かりません。
ただ29℃で変わると言う事は逆に言えばこの「Typified Weather Poster」を見て天気を示すアイコンが全て真っ白になっていれば室温が29℃を超えていると言う事なので熱中症に気を付けなければいけないと言う事を示唆しており、エアコンを使用する目安にもなると言えますので、特に暑い寒いと言った気温に対する反応が鈍くなっている高齢の両親へのプレゼントとして贈るのも良いかもしれません。
そしてこのポスターの天気が全部白に変わっていたら熱中症になる危険性があるからエアコンをつけるサインだよ、と教えておいてあげると良いでしょう。
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1806793473/a-poster-that-knows-the-weather-first-updating-pap
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