みなさんはグラフェンと言う素材はご存じですか?
グラフェンと言う素材は、炭素から作られたダイヤモンドよりも硬い素材で、シート状のものは電気をよく通し、電圧をかける事で伸縮する特性から最近ではスピーカーのダイヤフラムの素材として、そして電気を通す事で発熱するだけでなく熱変換率も高い事からこれから重宝するヒーターを内蔵したジャケットのヒーターとしても使われています。
そんな万能素材グラフェンシートを使いパンツにした「OMEGA pants」を今回はご紹介致します。
マルチサンダーをかけても破れない
この「OMEGA pants」はダイヤモンドよりも硬いグラフェンシートから作られています。と言う事はこの「OMEGA pants」はかなり頑丈な炭素繊維から出来ていると言う事になるのですが、その強さは何とマルチサンダーと言って、電動のサンドペーパーをかけても繊維が切れるどころか解れたり、毛羽だったりもせず、長時間かけても新品のまま状態が変わる事はありません。
つまり普通のパンツであれば経年劣化で繊維が徐々に劣化して行き、糸が切れて糸が切れてきたり、摩擦によって徐々に薄破れして行く所ですが、この「OMEGA pants」に至っては、例えばコンクリートで作られた壁にお尻をつけて滑り降りようともお尻が破れる様な事はないと言う事になります。
よって1本の価格は約3万円近くと高価ではあるものの、何十年履けると思うと安いものです。
防水と高ストレッチ性
次にこの「OMEGA pants」は完全防水で、水がかかったとしても、水たまりにはまってしまったとしても、サッと拭けばすぐに乾いてしまうと言う性質を持っています。
これはグラフェンシートが持つ性質で防水加工してある訳ではありませんので、洗濯する事で防水性が徐々に落ちて行く様な事はありませんし、再防水する様な手間もありません。
よって汚れがついてもサッと拭けば汚れは取れますので、シミがつく事もなく、バクテリアが付着したとしても元々が炭素から作られている素材なので繁殖する様な事はなく、洗濯せず履き続けても悪臭と放つバクテリアが繁殖する事もないので、ジーンズと同じ様に洗濯せずに履き続けても周囲の方に悪臭で迷惑をかける様な事はありません。
そしてこの「OMEGA pants」に使われているグラフェン繊維は非常に伸縮性に富んでおり、どの方向にでも伸びて動きやすいので、ロッククライミングやボルタリングにも最適なパンツです。
機能性
そしてこの「OMEGA pants」には非常に多くのポケットが前後左右に設けられているのですが、そのポケットの殆どにジッパーがついており、密閉する事ができる様になっています。
つまりポケットに様々なモノを入れた状態でロッククライミングやボルタリングと言った足を大きく動かすスポーツを行ってもポケットの中に入れたスマートフォンであるとか財布と言ったものを落とす事はないと言う事を意味しています。
またパンツのスリーブは膝下でジッパーによって脱着できる構造となっており、夏場は短パンにして、冬は長ズボンにして履く事ができ、1年中履き続けられます。
また放湿性にも富んでおり、夏場は汗をたくさんかいてもグラフェン繊維の持つ防水性と合わせてすぐに乾いてしまうのでベタつく事はありませんし、冬は逆に空気は通さないので保温性も持っています。
なおサイズはXSからS,M,L,XL,XXLとウエスト、総丈、股下サイズの3つを基準に6サイズに分かれていますので、機能と合わせてサイズの詳細も下記URLにてご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/ikigaiventures/omega-pants-by-graphene-x
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