自宅で手軽に使えるトレーニングマシンの代表格と言えば、トレッドミル(ルームランナー)とバイクですが、ご存じの様にどちらも大きく、ワンルームマンションなどには決して置く事ができる様なものではありません。
ただトレッドミルに関しては、走るプレート部分部分を立てる事で収納面積を小さくする事ができるものや、プレート部分を二つ折りする事ができ、ガードバーやコントロールパネルを省く事でベッドの下やクローゼットの隙間に収納したりする事ができる非常にコンパクトなトレッドミルもあります。
そしてバイクの方もリビングチェアやソファーに座ってこいだりする事のできる小型で収納場所も取らないバイクもありますが、こう言ったペダル部分しかないバイクは本格的なトレーニング向けのものではなくエクササイズ的なものしかありません。
ですが今回紹介する「Breakaway」は、本格的なトライアスロンのバイクトレーニングにも使える折り畳み式のスピンバイクです。
収納にコンパクトで、女性にでも持ち運べる組み立て式バイク
まずこの「Breakaway」の特徴は折り畳んだ時の大きさが非常にコンパクトな事です。
折り畳んだ時のサイズは約41cm×58cm×20cmと非常にコンパクトになり、大きさから言うと短期旅行によく使われる機内持ち込みサイズのスーツケースに入れられるほどコンパクトです。
ですからベッドの下に突っ込んでおくと言うのはちょっと無理ですが、部屋やクロゼーットの片隅に収納する事ができますし、またこれくらいの大きさですと置いておいても邪魔にならないサイズです。
そして重さはフライホイル式なので16kgほどありますが、成人女性でも持てない重さではありませんし、逆にこれくらいの重さがあれば両手で持ってリフトアップ動作する事で筋力トレーニングにも使えます。
約3.6kgのフライホイールは初心者向き
次にこの「Breakaway」はスピンバイクと言ってペダルに繋がったホイールとフライホイールと言う実際に負荷となるホイールがベルトで連結されており、ブレーキシューの当て方を変える事で負荷を0〜100で可変する事ができます。
このスピンバイク、実際にレースに出場する方が使用するスピンバイクのフライホイールの重量は10〜25kgなおに対して3.6kgとかなり軽量です。
ですからどちらかと言うとこれからロードレースタイプの自転車を購入してツーリングに出かけようと言う方のためのトレーニング用と言う様な位置づけのバイクになります。
また負荷を上げるとシューとの摩擦音で独特の低いうなり音が発生しますので、壁の薄いマンションに住んでおられる方は近所の方から文句を言って来られるかもしれませんので要注意です。
ただスピンバイクはエアロバイクとは違い電源が不要で、どこででも使えると言うメリットがあるのが利点です。
パワーメータは必須
そしてアナログなスピンバイクにはセンサーと言ったものは入っていませんので数値的にはスピードも走行距離も負荷率も何も表示されません。
ですから継続的にデータを取ってトレーニングをされたいと言うのであればオプションのパワーメータは必須で、パワーメータを取り付ける事でスピード、走行距離、パワー、心拍数と言った基本的なデータの取得が可能となりトレーニングの目安となります。
またトライアスロン出場選手がトレーニングの管理に良く使用するアプリ”Zwift”や”TrainerRoad”にてデータを取得する事もでき、”Zwift”では実際に走行に合わせて走行中の景色が変化して行き実際にバイクで走っているかも様に感じさせ景色の変わらない室内トレーニングに変化を与えてくれますので、”Zwift”はオススメですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLにてご覧ください。
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