空気清浄機の電源って小まめにON/OFFしていますか?無駄に24時間動きっぱなしではありませんか?
空気清浄機ってただモーターが回っているだけですので、丸1日動かしても数円から数十円の電気代しかかかりません。その為に電源を切らずにずっと回しっぱなしの方もおられると思いますが、実際に空気を綺麗にしなければならないのは、その場にいる時だけで、その場にいない時に空気清浄は本来必要ありません。
そして24時間365日動きっぱなしにする事で問題になるのは電気代よりもフィルターのろ過能力の低下です。
空気清浄はろ過フィルターに空気を通す事で空気中に含まれる微粒子を取り除いて綺麗にする訳ですが、取り除いた微粒子はそのままフィルター内に留まりますし、次第にフィルターはろ過した微粒子によって目詰まりして行くだけでなく、微粒子をろ過できずにそのままスルーさせたり、一度取り除いた微粒子が再放出させる事も考えられます。
ですから本来、空気清浄機のフィルターを長く持たそうとすれば、必要な時にだけ空気清浄すると言うのが1番なのです。
そこで今回は、移動する時に持ち歩く事ができるパーソナル空気清浄機「Eteria」をご紹介致します。
光触媒による化学物質の除去が可能
ではまず最初にこの「Eteria」の空気清浄機としての特性を見て行きますが、この「Eteria」に使われているフィルターは2種類で、布製のプレフィルターと、ナノマテリアルフィルターと呼んでいる2種類のフィルターで構成されています。
そしてこのナノマテリアルフィルターは光触媒フィルターと言って光を当てる事でクロロフィルの光合成を模倣する化学反応を起こす事で、空気中の含まれる汚染物質を吸収し無害化するのですが、その範囲が煙、微生物、カビ、VOC、ホルムアルデヒド、臭気、NOx、PM10、PM2.5-PM1.0と幅広くHEPAフィルターの様な不織布で作られたフィルターでは除去できないVOCやNOx、悪臭と言ったものまで除去する事がでるのが特徴で、本当の意味で部屋の空気をクリーンな身体に害のない状態にしてくれます。
洗浄によって性能復活
そしてこの「Eteria」に使われているファブリックフィルター、ナノマテリアルフィルター共に洗浄する事ができ、洗浄する事で再び空気清浄能力を取り戻す事ができます。
一般的な空気清浄機も大きなホコリやチリをろ過する様な樹脂製のメッシュや金属メッシュを使ったフィルターは洗えますが、この「Eteria」は光触媒作用でVOCやNOxまで除去できるフィルターも一緒に流水で(ファブリックフィルターは洗濯可能)洗い流す事で再び空気清浄能力を取り戻す事ができますし、フィルターにカビの胞子がそのままついていたりするのを想像するはちょっと気持ち良いものではありませんが、この「Eteria」では流水で洗い流せる事で常にフィルターも清潔に保つ事ができます。
ただナノマテリアルフィルターは1年程度で新しいものに交換する事を推奨しています。
空気モニタリング機能付き給電ドッグ
そしてこの「Eteria」の1番特徴的なのが、電源端子を兼用した空気のモニタリングモジュールです。
ドッグは磁力によって空気清浄機を近づけると自然と接続される他、取り外す時も「Eteria」を持ち上げれば簡単に外す事ができ簡単に脱着ができるので、空気清浄する必要がある部屋にモニタリングモジュールをそれぞれ置いておけば「Eteria」本体をモニタリングモジュールに接続するだけでどこででも使えますので、その都度コンセントを抜いてと言う手間がない上に、バッテリーを内蔵した空気清浄機の様に使用時間に制限がある訳でもないので便利です。
そしてモニタリングモジュールは温度、湿度の他にNOxの濃度も計測する事ができ、その空気の汚れ具合はモニタリングドックのLEDの色で判断できますし、詳しく数値が見たい場合はスマートフォンにインストールする専用のアプリで見る事ができます。
更にモニタリングモジュールを複数使用している場合は、親機となるモニタリングモジュールとはBluetoothで相互通信を行い、親機はWiFiで接続されていますので、どこにいてもモニタリングモジュールを置いた部屋の空気の状態を見る事ができますので、夏場等は熱中症の監視にも使えたりもしますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/vitesy/eteria-amazing-filterless-personal-air-purifier
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