スイスのアーミーナイフを発祥とする多機能ツールには非常に様々な機能を盛り込んだものがたくさんありますが、自分自身が本当に必要としている機能を全て盛り込んでいると言う様な多機能ツールを見つけるのは結構大変です。
特に自転車やバイク、車をいじったりする人に必要なのはプラスマイナスのドライバーと頭が六角形をしたナットやボルトを回す為の六角ソケットやレンチですが、多機能ツールで多いのが1枚の板に六角形の穴を空けて六角ボルトや六角ナットを回す事ができる様にしてあるものなのですが、この板が大きいとクリアランスが悪くて目的とするボルトやナットにかけられず回せませんので、ナットやボルトを回す機会が多い方はこう言ったタイプの多機能ツールを選ぶのは間違いです。
そこで今回は、18の機能のうちレンチを備えた多機能ツール「CaliberX Multi-tool」をご紹介致します。
ウォームで20mmまで幅調整
この「CaliberX Multi-tool」の1番の目玉機能は何と言ってもレンチです。
しかもホンモノのレンチの様にウォーム(ギア)によって口径(アゴの幅)を調整する事ができますので、ミリもインチも関係なく20mmまでのサイズのナットやボルトであればしっかりと挟んで回す事ができます。
しかもハンドル部分も150mm強ありますので、ナットやボルトがあまり強いトルクで締め付けられていたり錆びて固着していたり、砂などが溝に入り込んで回らなくなっていなかったりしない限り、この「CaliberX Multi-tool」の幅そのものも43mm程度しかありませんのでクリアランスのあまりない場所でも割と楽にナットやボルトを挟んで回す事ができます。
柄の長いビット交換式ドライバー
次にマルチツールにはつきものの、ドライバー機能をこの「CaliberX Multi-tool」も持っているのですが、プレートの角を加工してプラスドライバーやマイナスドライバーにした様なマルチツールとは違い、交換式の六角ビットが使える本格的ドライバーで、ドライバー部分を引き出すと柄の部分も結構長いので、奥まった場所にあるネジや、クリアランスの狭い場所にあるネジを回す様な際にもツールそのものが周囲の部品に当たって回す事ができないと言う事もありませんので便利です。
しかもビットはドライバーの先に1つとビットホルダーに2つ収納しておく事ができ、この「CaliberX Multi-tool」だけで3つのビットを持ち歩く事ができますので、プラス、マイナス、よく使うトルクスを装備しておけば、かなり使い勝手は良いのではないでしょうか?
なおドライバービットを持っておられない方には$12でT-20,T-25,T-30,PZ2,5.5の5つのビットセットが追加可能です。
一通りの木材可能も可能
そしてマルチツールにお決まりのナイフはもちろんついていますし、ノコギリもついていますので気を切ったりと言った加工も可能です。
更にノミの様な機能も持っており、切った木材の角の面取りの様な作業も行えます。
更に柄を流用するのではなくちゃんと釘を打つための平らなヘッド部分も設けられており、釘打ちができる他、釘抜きも備えており、ちょっとしたDIYで木工細工を行うと言う事もできなくはありません。
更にプルトップ式ではなく従来の缶切りでしか開けられない様な缶詰めを買った様な場合に使える缶切り機能がありますし、色々と作ったりされる事がある方には便利な、この機能ってあると使えるよね、と言った機能がこの他にもたくさんありますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/toolsmule/caliberx-multi-tool-true-man-has-it
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