みなさんはダンボールのテープがなかなか手では切れず近くにあったボールペンを突き刺してテープを切った後にボールペンが書けなくなったり、缶や瓶の蓋が開かなくてボールペンをテコにしてボールペンの先を突っ込んで開けた後に同じ様にボールペンが書けなくなったなんて経験はありませんか?
ボールペンの先端は金属で作られていますので、見た目には硬そうに見えるのですが、実際には円筒形の容器の先端が絞られてそこに金属製のボールが入っているだけですので、ボールペンの先端に力を加えれば当然薄い金属の板を円筒形に伸ばしたボールペンの先端は変形してボールが回らなくなり、結果としてインクが出て来なくなります。
そこで今回は、そう言う、蓋を開けたり、ダンボールにかかったテープを切っても全く問題ないボールペン「TIPEN 2.0」をご紹介致します。
モース硬度9.5の炭化ケイ素
では何故、ボールペンのインクが出て来る先端部分を使って何かを切ったり開けたりする際に過度の負荷がかかってボールペンの先端が一瞬で変形して書けなくなるのに、この「TIPEN 2.0」は同じ様な使い方をしても大丈夫なのか、普通に書き続ける事ができるのかと言いますと、使っている金属が違うからです。
一般的なボールペンのペン先(チップ)にはステンレス鋼、タングステン、セラミックス、プラスチックと言う素材が使われ、チップの中に入っているボールに関しては酸化アルミニウム(アルミナ)が一般的には使われていますが、この「TIPEN 2.0」ではモース硬度9.5と言うモース硬度10のダイヤモンドに近い高い硬度を有する”炭化ケイ素”と言う金属を使っているからなのです。
それによってこの「TIPEN 2.0」はボールペンの先端を使って開けたり切ったりと言う作業に使っても変形したりせず使い続ける事ができます。
携帯性に優れた6cm、4g
そしてこの「TIPEN 2.0」はたった6cmと言う長さと4gと言う軽さにプラスしてキャップ側にキーリングやボールチェーンを通す穴が空いていますので、携帯性に優れています。
ですからもし出先で何か書類にサインをしたりしなければいけないと言う時に相手に出された筆記具ではなく自分で持ち歩いている「TIPEN 2.0」を使って記入できますので、そう言う点においても安心です。
また非常に小さいので財布に入れたり、手帳に挟んだりして持ち歩くと言う使い方も出来ます。
デザインは4種類
またこの他に「TIPEN 2.0」はグレード5のチタン合金で作られていますので、金属アレルギーがある方でも安心してお使い頂けます。
そしてデザインは4種類で3ケタの数字で950番はこの「TIPEN 2.0」の製作会社のロゴ入り、951,952,953はそれぞれ違った幾何学模様の入ったデザインとなっている他、エンボスデザインなので滑り止めの役目も果たしており、小さなペンにも関わらず持ちやすさも確保されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1082442335/tipen-20-redefining-the-minimal-edc-pen
キャップが本体のお尻にドッキングできると便利だなと思う。替え芯欲しい