外付けのハードディスクと言えばHDDを使ったものの方が安価で大容量なのですが、一部のミリタリークラスの堅牢性を持ったHDD以外は意外と脆弱である事はあまり知られていません。
と言いますのでハードディスクと言うのは磁性体物質が塗られた金属板が回転し、その上をヘッドが動いてデータを読書しますので、使用中にハードディスクを落下させると場合によってはヘッドが落下の衝撃で回転中のディスクに当たる事で(電源が突然切れたり、一定以上の重力加速度を検出すると自動的にヘッドを安全に退避させるHDDもありますが)大切なデータは一気に失われる事もあります。
一方メモリーを使ったSSD(Solid State Drive)はそう言った動く部品が1つもありませんので、そう言った落下の衝撃に対しても非常に強いだけでなく、SSDに使われているメモリーの耐久性も上がり、昔の様に1〜2年した頃からメモリーが劣化して読み書できなくなると言った事も無くなっており、HDDに比べるとまだまだ容量当たりの単価は高いものの、信頼性と言う点においてはHDDよりも勝っています。
そこで今回はIP67防水で水たまりや川や池に落としても大丈夫なうえ、iPhoneにも直接差して読み書きできるスティック型SSD「ECLLPSE」をご紹介致します。
SSDとしてはスタンダードスペック
ではまず最初に「ECLLPSE」の性能から見て行きます。
「ECLLPSE」には東芝製の64ビット3D NAND TLC(3次元構造のNAND型フラッシュメモリ)が使われ、SSDコントローラーにはSilicon Motion製SM2258H、USBモジュールはUSB3.1 gen2(10Gbps)に対応したASMedia製ASM1351コントローラーが使われており、SSDコントローラーはUSBモジュールも多くのSSDに使われており、読み書きスピードは最大500MB/secと20Gのメディアファイルを最短39秒(PCの性能に依存します)で転送する事ができる性能を有しています。
IP67防水
そして「ECLLPSE」はSSDとしては他の最速と言われているSATA SSDとスペック的には変わらないのですが、この「ECLLPSE」IP67防水と言って水深1mに30分浸けていても内部に水分が侵入しないと言う防水性能を有しています。
ただこれはキャップを付けた状態の話でキャップを外した状態では他のSSDと同様に水没させてしまえば内部に水分が侵入してUSBスロットに差した瞬間に白煙を上げる事には変わりないのですが、テーブルの上に置いたペットボトルやグラスを誤って倒してしまってキャップのついた状態の「ECLLPSE」にそのドリンクがかかってもこの「ECLLPSE」はセーフです。
しかもジュースがかかってしまった様な時はそのまま流水で付着したジューズを洗い流す事ができますので、かえって便利だと言えます。
iPhoneで直接読み書き
またこの「ECLLPSE」は、USB-Cコネクタでの接続なのですが、USB-AとLightningコネクタの変換アダプタが付属しており、直接iPhoneや、USB-CではないLightningコネクタを依然として採用しているiPadに直接差し、”ファイル”アプリにて直接ファイルのコピーや移動、そしてメディア再生アプリなどを使って動画ファイルなどを直接「ECLLPSE」から読み込んで再生したりする事ができます。
ですから例えばデジタル一眼レフで撮影した動画や静止画をiPhoneやiPadに移動させて編集する場合、この「ECLLPSE」なら一気にデジタル一眼レフで撮影した動画や静止画を「ECLLPSE」にコピーし、そしてiPhoneやiPadで直接「ECLLPSE」から読み込んで編集し、YouTube等にアップロードしたりする事もできますし、編集した動画を「ECLLPSE」に永久保存したりと言った事もストレスなく快適にサクサクと行う事ができますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。