今でこそゲームのキャラクターはベジェ曲線で描かれ、背景はAIエンジンによる合成で実写とも比較のつかない背景が描かれますが、その昔はドット絵でした。
ドット絵と言うのは点の集合で描いた絵の事で、ファミコンのマリオブラザーズなどは縦横8×8のビット、つまり合計64個の点でキャラクラーも背景も(背景は複数のドット絵を組み合わせて大きなオブジェを描いたりする事もありますが)描かれており、ドット絵の場合、点を打って描くだけなので絵心はもちろん差ほど必要なく、どちらかと言うと64個の点でいかにキャラクターを認識できる様に表情と共に描くのかと言う所がドット絵の重要な点です。
そして今回紹介する「Pixoo-64」はLEDを縦横64個ずつ合計4,096個並べたディスプレイでスマホからコントロールする事ができます。
スクリプトで動くLEDディスプレイ
このちょっと懐かしささえ感じる64×64ドットディスプレイはWiFiでネットに接続されているのが特徴です。
それによってLED表示する絵や内容はスマートフォンにインストールする専用のアプリケーションによって指定する事ができるのですが、インターネットからも情報を入手する事ができ、例えば時計などはNTPサーバーから正確な時間を取得して表示させますし、天気なども天気情報を配信しているサーバーから取得して表示しますので、スマートフォン抜きで様々な情報の表示が可能です。
また絵などはアニメーションGIF的な各ドットのカラーコードのデータに変換して「Pixoo-64」内にメモリーしますのでメモリー内容が許せば紙芝居的な物語を表示したりすると言った事も可能です。
サンプルデータが豊富なので安心
またいきなり初心者の方に64×64ドットの絵を描け!!と言ってもそれはそれで難しいものがありますので予め壁に飾る絵画的な絵から、時々刻々と変化するデータ(為替やビットコインの価格、ツイッター登録者数、ライブ配信中の閲覧者数…etc)と言ったサンプルデータも豊富に入っていますので、まず最初はこれらサンプルデータを使うどう言った事ができるかと言う事を学ぶ事ができます。
更にIFTTT等のインタフェースサービスにも対応していますので例えば玄関ドアにセンサーを取り付けておき、来客があるとセンサーからIFTTTを経由して「Pixoo-64」に来客を表示すると言った技も使えます。
描きながらリアルタイムで確認
そしてまた、専用のアプリケーションDivoom APPではドット絵を描きつつ、アニメーションGIFを修正しつつすぐに「Pixoo-64」にデータを転送して表示を確認する事ができるのですが、その表示スピード、書換のスピードも早くストレスなく作業する事ができますし、スマートフォンのエディタの方も初心者の方が操作し易い様に色タイルを並べて指でドットをポンポンとタップして行けば描ける様になっていたり、図形なども描ける様になっていたりと扱い易くなっています。
またアニメーションGIFなどは複数のアニメーションGIFを順番に表示できるだけでなく、それぞれのアニメーションGIFによってアニメーションスピードを変更できる様になっているなど、より簡単により楽しくRunCatなどのサンプルと共にたくさんのデータが登録されており、これらデータを順番にループ再生しておくと言うだけでも楽しめます。
またショップさんではショップのショーウィンドウの内側に設置し、OPEN/CLOSEの表示や、今日のオススメメニュー的なものをスクロール表示したり、プライス表やバーゲンの告知などと言った使い方もできますので、興味を持たれた方は詳細につきましては書きURLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/divoom/pixoo-64-the-pixel-art-smart-clock-for-the-cyber-world
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