最近ではゲーミングキーボードとゲームプレイに特化したキーボード以外にもゲーミングキーとして一躍有名になったCherryMXやCherryMX互換キーを使ったキーボードがたくさん販売されています。
ゲーミングキーを使ったキーボードを使うメリットは、ゲームは高速でキーを叩き付ける事もありキーの耐久性がとても高い事と、キーの選択肢が多く自分のフィーリングに合ったキーを選べる事、そしてキーがもし壊れたとしても交換できると言うのが一般のキーボードと大きく違う事です。
そんな中で最近ではCherryMXやその互換キーメーカーもLow-Profileと呼ばれる背の低いメカニカルキーを充実させており、今回はCherryMX互換のLow-Profileキーを使った「Keychron K7」をご紹介致します。
Low-Profileキーのメリット
Low-Profileキーは背が低い為、キーを押した時の下がる距離が一般的なキーより短くなります。
例えばCherryMXの赤軸で比較すると赤軸のストロークは4mm、接点は2mmですが、Low-Profileの赤軸はストローク3.2mmの接点は1.2mmと数字だけ見るとあまり大きな差はない様に思えますが、キーが押されてスイッチが導通する接点までの距離の差は0.8mmですが、実際にキーを押さえてみるとスタンダードな赤軸はしっかりとキーを押す事をイメージしてキーを指で押さなくてはいけませんが、Low-Profileの方はと言えば指でキーをポンと叩くだけで入力されますので、あまり力を入れなくてもキー入力が可能な事が分かります。
またキーが押されて戻って来るまでの時間もストロークに比例しますからLow-Profileの方がキーの戻りは早くなりますので、高速入力をすると言う観点からするとLow-Profileの方に分があります。
またキーボードを持ち歩くと言った事を考えてもLow-Profileの方がキーを薄く作る事ができますので、モバイル性を考えるならLow-Profileがオススメですが、筆圧ならぬキーの押込圧の高い方がLow-Profileキーを使うとキーを最後まで押してしまう事になり、勢いよくキーを叩いて押し込んだ衝撃は硬いものをずっと叩いている様な状態となり指に跳ね返って来て腕の疲労、ダメージとなって蓄積されますので、ちょっと考えた方が良いです。
GateronキーとKeychron オプティカルキーから選択
そしてこの「Keychron K7」ではCherryMX互換機キーではとても有名なGateronのLow-Profile赤軸、青軸、茶軸の3つのキーから選択が可能です。
これらキーの違いはバネの強さの違いで押込圧が若干違いますが、大きく違うのは音で、赤軸はほぼ無音です。
茶軸はスイッチが入った際にカチャとは音はしますが小さく、1番音が大きいのは青軸でカチャカチャ音がする方が打っている感覚がよく掴めて安心と言う方は青軸ですし子ども達が側で寝ている様な環境下でリモートワークをされる方なら赤軸がオススメです。
ただどちらにしても後からキーは自分で購入して変更できますので、それがこう言ったCherryMX互換機キーを使うメリットでもあります。
そしてKeychron オプティカルキーからは赤軸、青軸、茶軸、黄軸、ミント軸の5種類から選択が出来ます。
オプティカルキーはキーを押す事で内部のLEDが遮光されてスイッチが入った事を感知するキーでKeychron オプティカルキーはGateronキーよりも更に接点までの距離が短くなっており、少し触っただけでもキーが押された判定をしますので、女性の方で高速でキー入力を行いたいと言う方にはオプティカルキーはオススメです。
また赤、青、茶軸の音の鳴り方などはGateronと同じで、黄軸とミント軸は音は茶軸と同じで押込圧が高くなっていますので、キーを押す力が強い方には黄軸やミント軸がオススメです。
無線、有線での接続が可能
そして「Keychron K7」はWindows、Macの他Android、iOSでも使用が可能で、Bluetoothで接続する場合は最大3台のデバイスを登録でき、特殊キーの操作1つで接続するデバイスを簡単に切り替える事ができます。
またUSB-Cによる有線での接続も可能で、バックライトを白色で常時点灯したとしても最大34時間はバッテリーは持ちますのでワイヤレスで使っても良いのですが、バックライトを点灯する場合でPCやiPadに接続する様な場合はUSB-Cケーブルで接続した方が無難かもしれません。
またバックライトはキーボード単体でのみカラーや点灯パターンが変更出来る様になっているのも珍しい所で、Fn1キーと左右の矢印キーでバックライトは変更可能ですので、もし興味を持たれた方は詳細を含めて下記URLをご覧ください。
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