ちょっとオシャレなシティーサイクルやマウンテンバイク、ロードバイクの多くは前カゴや後カゴを取付けられる様になってない他、泥よけすらついていないものも普通にあります。
そんなマウンテンバイクやロードバイクに取付可能なカゴと言うかバッグはあるにはありますが、種類も少なく、いくら布バッグと言えども取り付けたら外すのが面倒で、ツーリングに行くからと外したら今度は取り付けるのが面倒だったりと、使い勝手と言う点においては原点せざるをえません。
そこで今回は、自転車のハンドルバーを利用し、一瞬で取付、取り外しが可能な荷台、「JACK Rack」をご紹介致します。
ツーステップで取付
今回紹介する自転車のハンドルバーに引っ掛けるだけのフロント用の荷台、「JACK Rack」は非常に簡単な操作で一瞬で外れない荷台が取付られるのが特徴で、まず最初にステムを挟んでハンドルバーに、「JACK Rack」を引っ掛けた後に2本のベルトを「JACK Rack」とステムに回して固定するだけですし、また外す時もはめた時に逆手順でベルトを外して「JACK Rack」を引き抜けば良いのですから超楽に脱着する事ができます。
更にたったこれだけの作業で、重い荷物を乗せても外れない荷台が取り付けられるのですから、この「JACK Rack」の設計がいかに素晴らしいのかが分かりますし、更に言えば今まで同じ様な方式でフロントの荷台を作る人が現れなかったのが不思議なくらいですが、この方式ならハンドルももちろん回す事ができますので優秀です。
ただし全ての自転車のフロントハンドルに引っ掛け荒れる訳ではなく、自転車の大きさは関係ないのですが、ステムの角度がステムが下方向に傾斜している場合マイナス3°、斜め上方向に伸びているのであれば+45°までである必要があり、なおかつ言うなればママチャリに代表される様なシティーサイクルには取り付けられないので注意が必要です。
またステムのトップからタイヤまでの距離が225mm以上ある事も必要条件です。
ゴムロープで固定
また「JACK Rack」は非常に硬度の高い304ステンレスを曲げて作られており、子どもさんを座らせてもビクともしません。
ですがただのワイヤーフレームの荷台なので、自転車の前カゴの様に「JACK Rack」に上に荷物を置いて走行したのでは、ハンドルを切った時、自転車が段差でバウンドした時に荷物が吹っ飛んで行く事が考えられます。
そこで荷台に荷物を固定させる為の耐荷重300kg以上のロープがこの「JACK Rack」には付属しており、荷台に荷物を乗せた後にゴムロープでガッツリ、ガッチリと固定させる事で、30kgの米袋が乗るかどうかは不明ですが、それくらいの重量物を乗せても設計上は安心して荷物を「JACK Rack」にくくりつけて運ぶ事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/milesgibbons/jack-the-bike-rack
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