みなさんは災害に備えて少し大容量のポータブルバッテリーやポータブルバッテリーを充電する為のソーラーパネルを購入しようと検討された事はありますか?
確かに一度災害が起きて停電が起きると、復旧はなかなかですし、広範囲に送電網設備が損傷すれば、その期間はどんどんと長くなりますので、情報収集したり連絡したりする為のスマホの電源を確保しておく事は重要です。
そしてそれにプラスしてポータブルバッテリーを充電するためのソーラーパネルもあれば、停電が続いたとしてもバッテリーの確保は出来ますので安心なのですが、ポータブルバッテリーとソーラーパネル、この両方を揃えるのは結構お金がかかります。
そこで今回は一度にたくさんのデバイスの充電が可能なソーラーパネル「OMNI」をご紹介致します。
8つの出力ポート
今回紹介するソーラーパネル「OMNI」は非常に特殊で、120Wないし240Wと言う大出力のソーラーパネルは通常、アンダーソンポートと呼ばれるソーラーパネルの接続規格のケーブルでポータブルバッテリー等に接続し、ポータブルバッテリーを充電する機能しか持っていないのが通常です。
これはソーラーパネルと言うのは出力が天候や日照に大きく左右され、出力が安定しないため、パネル内に一度、ソーラーパネルで発電した電気をたくわえ、そして電気を変換して出力する回路を内蔵しなければならないからなのです。
ですがこの「OMNI」では電源の変換回路を内蔵するだけでなく8つもの出力ポートを持っていますので順に紹介します。
まずこの「OMNI」にはバッテリー容量800mAhもリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、そのバッテリーからは常時3Aポート(USB-A 5V/2.1A), 4Bポート(USB-A 5V/2.1A)を通して充電する事ができます。
また2AポートはUSB-AコネクタでQC3.0/2.0の急速充電規格に対応しており最大24Wでの充電が可能で、2BポートはUSB-Aコネクタで5V/3Aの出力があります。
そして2CポートはUSB-C PD60W出力ポートでMacBook Proなども直接充電が可能なのが魅力的です。
また1A、1B、4Aと言うのはソーラーパネルによって発電された電力をそのまま出力するポートなのですが、1Aポートに車の12Vの鉛蓄電池を接続する事でこのソーラーパネル「OMNI」をポータブルバッテリーの様に変える事も出来ます。
影がかかっても発電できるパネル
そしてこのソーラーパネル「OMNI」でもう1つ注目したいのは、パネルの上に影が出来ても発電が可能な事です。
と聞くと意外かもしれませんが、ソーラーパネルと言うのは小さなセルと呼ばれる発電モジュールが直列に接続されており、途中どれかのセルに太陽の光が当たらずに発電しなければ発電はゼロになります。
ただ最近ではセルの一部に影がかかり太陽光が当たらなくても発電できるパネルも増えては来ていますが、そう言ったパネルは極々少数で多くのパネルは発電する事ができないのですが、今回紹介している「OMNI」は後者の影が出来ても発電できるパネルを使っていますので、森や林、木陰と言った様な場所でも発電できるがポイントの高い所で、また使っている発電セルの発電効率も23%と一般的なパネル16〜19%よりも高いパネルを使っているのも魅力的な点です。
よく考えられた携帯性
そしてこの「OMNI」はキャンプなどアウドドアに持って行く事も考慮して持ち手がついていたり、充電ケーブル類を収納する為のポケットがついていたりと、非常に機動性が良い様に設計されている他、水辺で使ったりホコリっぽい、砂っぽい所で使用する事を前提として出力ポートにはカバーが設けてあるなど、そう言った対策もしっかりしていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/acopowerus/omni-110w-220w-all-in-one-solar-charging-station
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