ここ数年でDIYに目覚めたと言う方も多いと思いますが、木工細工にして何にしても1番やってはいけないのは”寸足らず”と呼ばれる、言うなれば短くカットしてしまう事です。
長ければカットしたり削ったりして調整する事は出来ますが、塩ビ管の様なものは綱手を使って伸ばしたりは出来ますが、木や金属材料の殆どは短く切ってしまうと長くは出来ませんので、もう一度切り出す必要が出て来ますし、無駄な出費も嵩みます。
ただ、しっかりと長さを測ってマーキングしてカットしたのにも関わらず、何ミリ足りないと言うのは、もしかするとメジャーの目盛を通して材料にマーキングする際に視点がズレているのかもしれません。
そこで今回は、計測も自動で出来るだけでなく、寸法取りの際に絶対に間違えなくて済むデジタルメジャー「T1 Tomahawk Digital Tape Measure」をご紹介致します。
長さ計測
長さ計測の場合、メジャーの先端を材料の端に引っ掛けたり、始点となる場所に固定し、メジャーを引っ張り伸ばして、もう一端の端で目盛を読みますが、このデジタルメジャー「T1 Tomahawk Digital Tape Measure」の良い所は、長さを自動的に計測し、そしてデジタル表示してくれる所、上面のELディスプレイには現在計測している長さ、そして側面のディスプレイには最大5回分の計測値が表示される様になっていますので、5ヶ所までならとりあえず計測して、後からメモを取ると言った手法が取れますので、非常にスムーズに間違えなく計測作業ができます。
また壁から壁までの長さと言った場合、壁のコーナーでメジャーを90°折り曲げてメジャーを壁のコーナーに押し当てて目盛を読むのですが、実際のところこの時に見る角度によって数ミリ単位で誤差が出たり、硬いメジャーだとあまり曲げられずにコーナーにピッタリと当たらなかったりして目盛を読み違いしたりするのですが、この「T1 Tomahawk Digital Tape Measure」ではメジャーのお尻側(後ろ側)を当てて計測する事もできますので間違いがありません。
そしてこの「T1 Tomahawk Digital Tape Measure」の1番の魅力はレーザーマーカーが照射できる点で、例えば計測ポイントのクリアランスが悪かったり、ズレている場合、レーザーマーカーを目印となるポイントに合わせる事で正確に計測できますのでこれはなかなか魅力的ですし、計測した長さはスマートフォンに専用アプリケーションを入れておけばBluetoothで自動的に送信される様になっており、長さの管理も簡単にできる様になっていますので便利です。
またレーザーマーカーはパイプの様な円筒形のものの中心までの長さを計測すると言った場合、メジャーを当てるだけではどこが中心なのか見誤る事がありますが、レーザーマーカーがパイプに照射される事で点ではなくラインで中心位置を見極められるので誤差が少なくなります。
またメジャーの目盛はインチの他cmと、インチとcmを併記したものが用意されており、長さ
長さのマーキングにとても役立つレーザーマーカー
そしてレーザーマーカーは計測する時だけではありません。
材料を切り出す際に切り出したい寸法の所でメジャーを止め、そしてレーザーマーカーの上から鉛筆で線を引く事でミリ単位のズレなくカット線を材料に描く事ができます。
また、コンパスの様にマーキングの鉛筆を挟める様にもなっており、カットラインやマーキングする場所でメジャーを止め、鉛筆の先端を材料に当ててメジャーを少し左右に動かせば鉛筆でマーキングする事も出来ますので、非常にスピーディーに切り出しようのカットラインも描く事ができます。
アプリで材料を自動計算
そしてこの「T1 Tomahawk Digital Tape Measure」では専用のアプリを使う事で、例えば棚を作りたいと言った場合、採寸した寸法から自動的に必要な材料の長さや、○○mの木材を何cmでいくつカットするかと言った事まで計算してくれますので、材料の無駄がない上に手計算による失敗を防いでくれる素晴らしい機能も持っていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/reekon/t1-tomahawk-professional-digital-tape-measure
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