キャンプに持って行く燃料のイメージとして多くの方は炭をイメージされますが、実際には薪も必要です。
炭は安定した火力を長時間維持できますので、BBQの様に食材を焼くと言った用途には向いていますが、火力がやはり薪に比べると弱く、なおかつ薪と比較して高価なので、お湯を沸かす、ご飯を炊くと言った大火力で短時間に調理したいと言う時には薪の方が最適ですし、秋や冬と言った寒い季節のキャンプも暖を取るために薪は欠かせません。
ただホームセンターで販売している薪は割ってはありますが、拾って来た薪同様に細かく割ってから火をつけた方が火は起こしやすいですし、細かな方が火力の調整もし易くなりますので、薪を割る為のオノは必須だと言う訳です。
そこで今回は使いやすさだけでなく見た目にも美しいオノ「Viking Forge Camping Axe」をご紹介致します。
ダマスカス鋼
今回紹介するキャンプ用の小型の手斧「Viking Forge Camping Axe」は刃にダマスカス鋼を使っています。
ダマスカス鋼は年輪の様な木目状の模様を持つ鋼材の1つで、シリアのダマスカスで製造されていたウーツ鋼で作られた刀剣にこの特徴的な模様が見られた所から、その原材料の鋼材をダマスカス鋼と呼び、そしてダマスカス鋼を使って作られた刀剣をダマスカスナイフと呼んでいます。
ただ何故この様な模様が出るのかは現代においてはその製法が伝承されていない事から不明な為、現在では複数の鋼材を重ね合わせる事で似た模様を作り出しており、2つとして同じ模様のものがないのも特徴で、包丁やナイフ等でもこのダマスカス鋼を使った製品は非常にたくさんあります。
重さ650gで女性でも扱い易い
またキャンプ用オノとしては軽いものだと200g台からあり、標準的には400〜500gあたりが多い中でこの「Viking Forge Camping Axe」は650gとちょっと重めです。
ですから女性が片手で振り回すには力尽くでは無理で、筋肉痛にならないするのであればコツが必要ですが、逆に軽いと力任せに薪にオノを振り下ろさないと割れませんが、ある程度重さがあればオノの重さで加速度がついて薪に刃が突き刺さり、薪も綺麗に割れてくれます。
また薪に刃を当てた状態で棒で刃を叩いて薪を割ると言った割り方においても重い方がグラグラせず安定していますので、そう言った割り方をする際にもやはりこれくらい重い方がし易くなります。
革製ハンドルカバーとヘッドカバー
またこの「Viking Forge Camping Axe」には革製のハンドルカバーとヘッドカバーが高級なイメージがあるダマスカス鋼にとてもマッチしており、ダマスカス鋼を見せた状態のオノも素晴らしいのですが、革製のカバーをつけた状態でも飾っておけばインテリアとしても使えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/3816083/viking-forge-camping-axe
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