生ゴミ処理機には主に3つの方式に分けられます。
この「Tero」が属している乾燥式、そしてゴミを分解する微生物を投入してゴミが自然に分解されるのを待つバイオ式、そして風で乾燥させた後に微生物で分解するハイブリット式の3つに分けられます。
それぞれ特徴があり、乾燥式は熱風で乾燥させつつカッターで細かく粉砕して行きますので腐敗して生臭い臭いで悩まされる事がありませんが、処理機によっては入れた生ゴミの量が少なかったり、入れた生ゴミの種類によっては熱風で生ゴミが焦げてそのコゲの臭いがする場合がありますが、わずか数時間でゴミの体積を90%近くにまで圧縮させる事ができ、処理機そのものもコンパクトなのでキッチンのどこへでも置く事が可能です。
一方バイオ式は微生物が分解してくれるのを待たなければならないので時間がかかる上に生ゴミの腐敗臭がしますので屋外でしか使えず、ゴミ処理に時間がかかりますので装置そのものも大きくなり設置場所を取りますが、処理費用はほぼタダです。
またハイブリット式は風を送って乾燥させるだけなので焦げた様な臭や腐敗臭の生臭い臭いも少ないのですが、最終的は微生物の力で分解させますのでそれなりの時間がかかる事からバイオ式同様に大きな容器が必要となって来ますので、拾い住宅でなければ置き場所に困ります。
と言う様に微生物の分解に任せると設置場所は取られるけれどもゴミ処理中のお金がかかりませんし、乾燥式は電気代は若干ですがかかりますが、短時間で処理してくれます。
内容量4.5Lでどんどん生ゴミを投入可能
まずこの「Tero」の特徴として挙げられるのが、ゴミを投入する為のバケットが大容量だと言う事です。
生ゴミの体積の70%は水分と言う事で、同ジャンルの乾燥式の生ゴミ処理機は熱風で乾燥させるだけでなくカッターでゴミを粉砕して入れたゴミの量に対して処理の終わった生ゴミは劇的に少なくなりますので、大容量のものでも1Lや2L程度のものがメジャーなので大人数家族で使う食材も多いとある程度、水分を絞ってから生ゴミを投入しなければ入らなかったりするのですが、この「Tero」は4.5Lと大容量なので生ゴミだけでなく食べ残しをガンガン入れても問題ありません。
ダブルカッターで処理時間は約3時間
そしてこの「Tero」は4.5Lフルに入れてもたった3時間で処理が可能になっています。
その秘密はダブルカッターで、「Tero」内には2つの刃が並んで設置されており、この2枚の刃が温風乾燥した生ゴミを効率良く粉砕して行きますのでたった3時間で4.5Lもの生ゴミを処理できるのです。
また臭いに関してはフィルターで脱臭してクリーンな無臭な状態で排気しますのでキッチンに設置しても問題ありません(フィルターは3〜4ヶ月で交換で、フィルターは1個あたり$18)。
ダストボックスは食洗機ok
そして生ゴミを処理した容器は、軽く水洗いしてゴミを洗い流した後に食洗機でも洗う事ができるのがこの「Tero」の便利な所です。
一般的に乾燥式の生ゴミ処理機の場合は、容器とゴミを粉砕するカッターが一体化していますので食洗機で洗ったりできないのが普通なので、手洗いしなければならないのですが、この「Tero」の容器は自動で洗って乾燥までしてくれる食洗機で洗え掃除の手間がかからないのが一押しですので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
※自治体による生ゴミ処理機の補助や助成金がった場合、対象となるかは自治体の判断になるかと思いますので各自で事前に自治体にお問い合わせください。
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