そもそも食品の劣化は酸化と言って酸素と結びつく事で促進されますので、真空保存は空気のない場所に保存する事で酸化を起こらなくし、冷凍保存は冷凍する事で化学変化を遅くする事で酸化による食品の劣化を防いでいます。
つまり冷凍はゆっくりですが酸化は着実に進むので、作りたてそのままの状態で保存するのであれば真空保存が1番で、真空保存する為のバキュームシーラーと呼ばれるジャンルの製品も今では定価価格も相まって普及しつつありますが、どうやら買ってはみたものの使われないキッチングッズの1つとして仲間入りを果たしている様です。
その理由は使い勝手の悪さで、常にバキュームシーラーを出しておく事ができれば良いのですが、常に出し入れしなければならなかったりするとついつい出して収納すると言うのが面倒になりますし、袋タイプの保存袋は水分を含んだものを保存できなかったり、水分を含んでいなくても真空にする事でバラバラになってしまう様な食材も保存できません。
そこで今回は真空保存機能のついたコンテナ 「Univiz AVC」をご紹介致します。
ボタンをポチッっとして真空保存
今回紹介するコンテナタイプの真空保存容器のメリットは、保存できないものはない所です。
保存袋の場合、空気を抜いて行くと袋が大気圧に押されて圧縮されますので食材に圧力を加え、水分食材から流出させたり、柔らかい食材、割れやすい食材は圧力で壊れてしまいますが、コンテナの場合、コンテナそのものが変形して食材を押しつぶすと言う事がないのでカレーでも味噌汁でも何でも真空保存でき、作りたてそのままの風味を保つ事が可能です。
またこの「Univiz AVC」は蓋に真空ポンプとバッテリーが内蔵されており、ボタンをポチッっと押すだけで真空保存できるのがとても使い易い所で、取り出しては蓋して真空してとコンテナだけで完結するので、真空にするのが面倒で出さないと言う事にはならないので、特に夏、食べずに余った素麺などを酸化させずに保存するにはベストです。
3.5Lタイプは小分けコンテナ4つ付属
次にこの真空コンテナにおいて最も魅力的なのが、この真空コンテナに収納する事ができる4つの小分けコンテナが付属している事です。
コンテナは大きくても小さくても1つの容器なので、コンテナのサイズと収納する食材のサイズがジャストサイズなら効率が良いのですが、大きなコンテナにほんの少しの食材が入っている様な状態ですと、やはり勿体ないと言う事にもなりますし、スペースも取ります。
一方でこの「Univiz AVC」の様にコンテナの中に収納できる小分けができるコンパクトなコンテナがあれば、素麺、乾麺のそば、パスタ等々1つのコンテナで効率的に収納する事ができます。
自動真空で品質を維持
そしてこの真空コンテナ「Univiz AVC」は他の同ジャンルの製品にはない自動真空機能も備えています。
この自動真空機能は、コンテナには何トンと言う力が働いていますので少なからず空気がパッキンの隙間等からコンテナ内に侵入し真空度を下げて行きますし、流入した空気によって酸化も進みます。
ですがこの「Univiz AVC」では圧力センサーが蓋の中に内蔵されており、15kpaまで真空度が下がると自動的にポンプを動かして22kpaまで真空状態に戻すと言う機能を持っており2,000mAhの内蔵バッテリーで最長1,000時間(約41日)、真空状態を維持する事ができます。
また3.5Lの小分けコンテナ付きのものの他に少し小ぶりな2.4Lサイズの小分けコンテナの付属していないコンテナもラインアップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/138381379/univiz-smart-automatic-vacuum-canister
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