みなさんは、車のタイヤのバースト(タイヤが破裂する事)の原因の多くがタイヤの空気圧不足ってご存じでしたか?
え?空気圧が低いだけでパンクするの!?と思われる方もおられるとは思いますが、空気圧が減り横に広がったタイヤが地面とホイールのリム(縁)とに挟まれた状態で走行すると同じ場所にばかり圧力が加わりタイヤはリムから受ける圧力によって徐々に切れて行き、最終的にはバーストしてパンクと言う様な形で終わります。
そこで重要なのがタイヤの空気圧のチェックなのですが、あまり車にも乗らないとタイヤの空気圧をガソリンスタンドで見てもらう事も少ないですし、そもそも素人ではそう言った所に目が行くはずもなく、セルフ式のガソリンスタンドだと店員さんとの触れ合いほぼありませんで気が付くと言う様な機会もありません。
そこで今回は自宅で簡単にセルフチェックが出来て空気入れも可能な電動空気入れ「GoAir」をご紹介致します。
車重2tクラスの車両のタイヤにも楽々空気を充填
さて、私たちが自転車のタイヤに空気入れを使って空気を入れる時の事を想像してみて下さい。
最初、タイヤにほぼ空気が残っていない状態の時はスムーズに空気も入って行きますが、次第にピストンが重くなって行き、最後はハァハァ言いながら空気を入れなくてはいけませんよね。
つまり自転車のタイヤですらそれだけハァハァ言わないと空気を入れる事はできないのですから、車のタイヤとなるとどうなるのでしょう?
車のタイヤの上には何百キロ、何トンと言う車体が乗っていますので、例えば車重(車の重さ)が2tある車では4つあるタイヤ1つにかかる荷重は単純計算で500kgですから、その500kgのオモリが乗っている状態でタイヤを空気を入れなくてはいけないので相当なパワーが電動ポンプにも必要となります。
そこでこの「GoAir」では25ものシリンダーを持つポンプと、それを冷却する為の2つのファンによってモーターやポンプの加熱を抑えつつ、SUVやミニバンのタイヤでしたらおよそ4〜5分(完全に空気の入っていない状態から)、普通車でしたら3〜4分で規定圧力まで空気を充填する能力を持っています。
またホースをタイヤに繋げると大型ディスプレイに空気圧が表示される様になっていますので日頃の空気圧のチェックにも適していますし、アタッチメントを変えると自転車やボールにも空気を入れる事ができる上、空気圧を指定できるので、スイッチを押して放置しておけば自動的に止まるので便利です。
万が一、バッテリーが上がっても安心
次にこの「GoAir」は、ジャンプスターターとしての機能も持っています。
ジャンプスターターと言うのはバッテリーが上がってしまった(充電がなくなった)車にエンジンを始動する為の電力を供給する為の装置で、この「GoAir」では排気量6000ccまでのガソリン車、3000ccまでのディーゼルエンジン車のエンジンを「GoAir」フル充電状態で最大60回も始動する事ができます。
またハイブリット車はバッテリーを搭載しているのでバッテリー上がりとは無縁だと思われておられる方もおられるかもしれませんが、ハイブリット車に乗っているバッテリーと言うのは走行用のモーターやエアコンの今プレサーをを動かす為のバッテリーで、ライト類やワイパー、カーオーディオ、メーターを点灯させている電源は補助バッテリーと言ってガソリン車のエンジンルームに乗っているものと同じバッテリー(サイズは小さいですが)が乗っていますので、当然、ルームライトを点灯した状態で放置すれば補助バッテリーはなくなり、バッテリー上がりを起こします。
またこの補助バッテリーの電源でハイブリットエンジンを動かしていますので、もちろんエンジンもかかりませんので、ハイブリット車にもこう言うジャンプスターターが必要と言う訳で、1台車に乗せておけばタイヤの空気もそうですが、何かあった時に役立ちます。
モバイルバッテリーにも
そしてこの「GoAir」には15,000mAhもの大容量のバッテリーを搭載している事から、そのバッテリーをスマートフォン等を充電する為のモバイルバッテリーとして利用できる様に1ポートだけですがUSB-Aポート(5V/1A)を持っています。
またLEDも搭載しており、作業灯としても使えますし、赤LEDはSOSのモールス信号を流す様になっているので、夜間、何かトラブルで路肩に緊急停車した様な時、後続車に向けてSOS信号が見える様に置いておくと自分達にも安全ですので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/goair/goair-the-fastest-smart-air-pump
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