みなさんは乗って移動できるスーツケースの動画でご覧になられた事はありますか?
文字通り乗って移動できるスーツケースで、スーツケースの上にまたいで座り、モーターの力で歩かずとも移動できる乗り物になります。
ただこの乗って移動できるスーツケースは、引いて歩いていたスーツケースがいきなりハンドルがニョキと飛び出て来てまたいで走って行く所に度肝を抜かれ、なおかつ物欲をそそられる所なのですが、1つ問題があります。
それはスーツケースに乗って移動できるのはとっても魅力的な所なのですが、実際にはスーツケースの中にはバッテリーやらモーターやらが詰まっていて荷物を殆ど入れる事ができないので、スーツケースの本来のモノを収納すると言う機能に欠けている事です。
そこで今回は、収納性も高い自走するスーツケース「Airwheel luggage」をご紹介致します。
内容量28Lのスーツケース
今回紹介する自走するスーツケース「Airwheel luggage」は、実際に荷物が収納できると言う、本来のスーツケースの機能を果たしている所が1つのポイントで、内容量は28Lと、同等サイズのスーツケースと比較すると収納量は1/3ほど少なくなっていますが、これくらいの容量があれば1泊2日や2泊3日程度の衣類くらいなら十分入りますので、スーツケースがあるのにも関わらず荷物を入れるバッグを別途持つと言う様な無駄を省く事が出来ます。
ただ蓋がシースルーになっており中が丸見え状態ですので、中を見られたくない方は布などをうまく使って隠すなどの工夫が必要ですが、飛行機に乗る際に荷物を預けたりした場合はこれ以上目立つスーツケースはありませんので、すぐに見つける事ができますし、Bluetoothでスーツケースとペアリングしておけば専用アプリで探す事もできます。
更に内蔵のLEDのカラーを変えたり点灯させたり点灯パターンを変えたりする事が出来ますので、電波が通じた所で光らせておけばスーツケースもすぐに見つける事ができます。
自走性能
次に自走性能ですが、こちらは最大スピードが約10km/hで最大走行距離も約10kmですので、ガッツリとどこへでも移動して行けると言うほど性能はよくありません。
ですが例えば空港の広い広いターミナルを移動したり、歩き疲れた時にちょっと休憩しつつも移動はしたいと言う時には便利です。
そして操縦方法は全て手で行う様になっており、方向はハンドルを回す事で自転車と同じ様に車輪が行きたい方向を向く様になっていますし、アクセルとブレーキもボタン式となっていて操縦し易くなっています。
走行用バッテリーはモバイルバッテリーにも
そして走行用には73.26Whと言う非常に大容量なバッテリーだけを外して充電可能なバッテリーが搭載されているのですが、このバッテリーは走行用の動力として以外にもスーツケースに備えられた2つのUSB-Aポートにも給電されており、ここにスマートフォンやUSBガジェットを接続する事で充電する事ができます。
更にFAA、TSA、IATAと言った安全規格にもパスしており機内に持ち込む事ができるサイズにされているのも便利な所ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1568546283/airwheel-semini-ps-the-rideable-luggage
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