レーザー距離計はレーザーの光が当たって返って来る時間を計測する事で、モノの長さ、距離を知る事ができる計測装置で、メジャーを使った計測の場合、距離が短ければ良いのですが、長いとどうしてもメジャーのたわみや歪みと言ったものによって誤差が出ますが、レーザー距離計はそう言った誤差がない上に、レーザーの光が当たって光るので、間違った場所を計測すると言った様なミスも無くす事ができます。
そして今回紹介するレーザー距離計「DP20」は、従来のレーザー距離計よりもずっと計測が楽になっているのが1つの大きなポイントです。
両端照射レーザーによって計測が楽に
一般的なレーザー距離計はレーザー距離計を計測したい場所の始点にレーザー距離計を置き、そして終点に向かってレーザーを照射して距離を計測します。
一方で、今回紹介するレーザー距離計「DP20」では、レーザー距離計の両端からレーザーが照射されるので、例えば部屋の大きさを知りたい場合、部屋の中央に立ちレーザーを壁へ向かって照射するだけで部屋の大きさが分かるため、計測する為に移動すると言った事がほぼいらないと言っても過言ではありません。
また長方形な部屋であれば一辺を計測した後に90°身体を回してもう一辺の長さを計測し、そしてレーザー距離計を上下に向けて床から天井に向けて計測すれば、ほぼ1歩の動かずにこの「DP20」でしたら距離を計測する事ができます。
またもちろん、従来のレーザー距離計の様にレーザー距離計の一端を壁に当ててと言う計測も行う事が出来ますので、使い勝手と言う点においては、従来のレーザー距離計+αの機能があると言う事でより使い易くなっているのは言うまでもありません。
ただ1つ注意点は「DP20」では最大80mの長さが計測できるのですが、片側のレーザーの照射距離は40mになりますので中央に立ち、両端を計測した場合に最大80mと言う事になりますので、長い距離を計測すると言った場合は注意が必要で、この「DP20」には「DP20 PRO」と言うもう1つのバリエーションがあるのですが、こちらは最大120m(片側60m)が最大計測距離となり、機能的には計測距離が違うだけでその他機能は同等です。
分割機能が超便利
そしてこの「DP20」では、両端からレーザーが照射されると言う特性を生かして距離の分割が可能です。
例えば壁の中心、中間点が知りたい場合、1/2にして「DP20」を壁に当てて動かす事で1/2の場所で知らせてくれる上に、壁を3つに分割したいのであれば1/3にして計測すれば壁を1/3に分割した場所を知る事ができます。
また垂直に伸びるレーザー照射機能があるので、これを利用して垂直線をフリーハンドで描くと言うのも楽に出来ますし、壁に飾った額が歪んでいないかと言ったチェックもこの「DP20」で行えます。
更に一般的なレーザー距離計が備えている三角測量機能も備えていますので、例えば壁の高さであるとか、建物の高さを計測すると言ったものも、「DP20」なら40m、「DP20 PRO」なら60mの範囲内で行えます。
計測したデータを分かり易く管理
そしてまた「DP20」で計測したデータは本体にメモリーされると共に、スマートフォンとペアリングしておけばスマートフォンで計測したデータを時系列で確認する事もできます。
更に専用アプリでは写真に計測したデータ、長さや距離を貼り付けると言う機能も備えており、例えば部屋の寸法を書き留めておきたい場合、部屋の写真をスマホで撮影し、始点と終点をタップして画面上に表示されている距離、長さをタップすれば画像に長さや距離を重ねて表示できる様になっており、データの後管理もとてもし易くなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1494771438/dp20-prosmart-eco-friendly-laser-distance-meter
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