Osmo Pocketの様なスティック型カメラの良い所は持ち歩きに優れているだけでなく、ジンバルを基本的には搭載していますので、手振れ補正が非常に高く、カメラを持って走りながら撮影しても、撮影した映像には揺れは殆ど感じられません。
更にカメラのジョイスティックなどを使ってパン撮影なども一定速度でカメラをパンさせる事ができ、非常にクオリティーの高い映像を撮影する事も可能で、実際にテレビ番組などでもこう言ったスティック型カメラで撮影しているのをよく見かけます。
ただ最近は、スティック型アクションカメラはこれ以上進化させる余地がないのかどのメーカーからも新機種のアナウンスがなかったのですが今回紹介する「Feiyu Pocket 3」は久々に欲しいと感じさせる機能をたくさん持っています。
分離撮影が可能なカメラ部分
今回紹介する「Feiyu Pocket 3」はスティック型のアクションカメラなのですが、何とカメラ部分とハンドル部分(Remote Handle)分かれる様になっているのが最大の特徴です。
これによって例えば今までもスティック型カメラで自撮りする事はできましたが、少し離れた場所に置いてハンドルでカメラを操作しつつ自分を入れた状態での撮影が可能になり、より幅広い撮影が可能になりますし、オートトラッキングなどの機能も持っていますので、より一人での撮影が楽に行えます。
更にこの「Feiyu Pocket 3」はリモートハンドルがなくても撮影可能で、スマートフォンに専用アプリをインストールする事で何とスマートフォンから撮影をコントロールする事ができますので、スティックなしで購入すると言うバリエーションもラインアップされています。
またカメラにはSONY製の1200万画素の1/2.3CMOSが採用されており、最大で4k@60fps画質での撮影が可能な他、ジンバルはパン方向は-95°〜50°、チルト方向は-45°〜45°、ロール方向は-220°〜40°の可動域を持ち、レンズは広角の画角130°F2.0が使われており自撮りもし易くなっています。
またカメラ単体での連続撮影時間は最大60分、スティックに差して撮影すると最大で116分の撮影が可能で、スティックを取り付けるとスティックのモニターで撮影している映像を確認しながらの撮影が可能です。
アクションカメラの様な撮影が可能になるマグネットベース
次にこの「Feiyu Pocket 3」のカメラには非常に強力が磁石が内蔵されており、金属面であればしっかりと強固に吸着させる事ができます。
そのため従来はGoProの様なアクションカメラでしか撮影できなかった車体の外側にカメラを取り付けた状態でのアクション撮影と言ったものがこの「Feiyu Pocket 3」でも可能となるのです。
しかも普通のアクションカメラは、取り付ければカメラのアングルと言うのはずっと同じですが、この「Feiyu Pocket 3」ではリモートスティックやスマートフォンを使ってカメラの向きを変える事ができますので、従来では撮影できなかった映像を撮る事ができます。
もはやアクションカメラとの2台持ちは不要
更にオプションにはなりますが、エクステンションバーと言う所謂自撮り棒が用意されており、より離れたアングルでの自撮りが可能になっているのはカメラ部分とスティック部分がされた結果のメリットです。
そしてウォータープルーフケースを使えば水中での撮影が可能になる他、このウォータープルーフケースの中ではカメラは自由に動かす事ができますので、水中でのタイムラプス撮影、パノラマ撮影などアクションカメラでも撮影する事ができなかった映像をこの「Feiyu Pocket 3」では可能としていますので、もし興味を持たれた方は詳細を含めて下記URLをご覧ください。
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