先月発表になったiPhone15シリーズは長年使い続けたLightningコネクタとはオサラバしてUSB-Cコネクタを採用しましたが、これはコネクタの変更だけに留まるのではなく、周辺機器への接続が非常に楽になりました。
と言うのも従来はHDMIディスプレイに接続するにもUSBメモリーにデータを移すのも専用のアダプターが必要でしたが、これからはUSB-Cマルチハブが1つあれば簡単に様々な周辺装置を接続して使用する事ができます。
そこで今回はUSB-Cマルチハブとスタンドが一体化した「Cabletime Hub」をご紹介致します。
完全にフラットになる折り畳み構造
まず最初にこの「Cabletime Hub」のスタンドとしての機能ですが、スタンドとしては言うなればごくごく普通の二つ折りのスタンドなのですが、折り畳んだ際に突起物がなく完全にフラットな状態に折り畳めるのが、この「Cabletime Hub」の魅力的な部分になります。
たいていこう言った折り畳み式のスタンドの場合、スマートフォンやタブレットを載せるスタンド部分が必ず出っ張っているものなのですが、この「Cabletime Hub」は、スマートフォンやタブレットを載せるスタンド部分があるのですが、この部分も可動式で折り畳み事ができる様になっており、完全にフラットな状態に折り畳めるので、バッグのポケットに入れてもバッグが膨らまない様に持ち歩く事ができます。
更にスタンドの角度は0〜90°まで見易い角度にセットできるのも嬉しい所ですし、タブレットを立てかけてスタイラスペンで描画している最中にスタンドが折り畳まれる事がないヒンジの強固さと安定性も魅力的な所ではあります。
USB-Cマルチハブ
次にこの「Cabletime Hub」のUSB-Cマルチハブとしての機能ですが、側面にはUSB-C3.0×1、USB-A3.0×2の他にSDカード、micro-SDカードリーダー、3.5mmイヤホンジャックと、USB-Cマルチハブとしてたいていのマルチハブの備わっているI/Oポートを備えているのですが、基本的にはタブレットやスマートフォンをターゲットに設計されていますのでUSB3.0の5Gbpsのスピードでも問題ありませんがPCに接続する場合、USB3.2 Gen2などの10Gbps通信に対応したUSB-Cマルチハブよりは転送スピードが遅くなります。
ただこれはPC接続の場合で、タブレットやスマートフォンではそこまで高速転送は必要ないでしょうから、5Gbpsでも十分と言えば十分ですが、もしPCに接続して使われるのなら遅さは少しガマンです。
そして背面には最大で4k@60fpsで出力可能なHDMI端子を備えていますので、今までスマホの小さな画面で見ていた動画を大画面で見たり、ゲームをプレイしたりと言った事が可能になります。
USB-C PD100W給電対応
そしてこのUSB-Cマルチハブ「Cabletime Hub」では、USB-C PD100Wで給電できると言うオーバースペックとも思える給電能力は見逃してはいけません。
たいていタブレット向けのUSB-Cマルチハブと言えばUSB-C PDによる急速充電に対応していても20Wないし30Wが上限だったのですが、100WもあればUSB-C PDFに対応したノートPCでも使用する事ができますし、将来的にタブレットやスマートフォンの充電能力が上がったとしてもこの「Cabletime Hub」であれば当分の間対応可能で長く使い続けられる様に考えられているのも魅力的なポイントですので、もし今日にを持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/cabletime/cabletime-foldhub-the-ultimate-docking-station
この記事へのコメントはありません。