iPhone15になり、それまでiPhoneのインタフェースとして使われていたLightningからUSB-Cに変更になった事で、充電が早くなっただけでなく、USBメモリー、やSSDなども直接iPhoneに差し込んで使用できる様になりましたし、USB-CマルチハブをiPhoneに接続すればモニターやプリンター、インターネットなどにも有線接続する事が出来ます。
そこで最近ではiPhone15シリーズの高画質なカメラを使ってガンガン撮影できる様に小型のSSDをiPhoneに固定する為の専用のステー(固定金具)なども市販されており、iPhoneで撮影しながらその映像はSSDへ保存する事でメモリー残量を気にせずに撮影すると言うスタイルが増えて行きそうです。
そこで今回はMagSafeを利用してステーを使わずiPhoneに直接脱着可能なSSD「MagDisk」をご紹介致します。
ラインアップは512GB〜4TB
今回紹介するSSD「MagDisk」はMagSafeを利用し、直接iPhoneにMagSafeを使って貼り付けられると言うのが手軽に使える部分で、SSD容量は512GB、1TB、2TB、4TBの4サイズがラインアップされ、どのSSDも2000MB/sで読み書き出来る性能を持っており、インタフェースとしてはUSB3.2をサポートし最大20Gbpsでのデータ通信が可能です。
そしてiPhone15で映像作品を作ろうと考えておられる方なら周知の事実ですが、iPhone 15 Pro、Pro Maxに外付けのSSDなどの外部記憶装置を接続した時のみApple LogでProRes 4K/60fpsでの撮影が可能となり、より高画質で撮影したいと言う方には、こう言った手軽にiPhoneと一緒に使えるSSDと言うのは必須です。
なおProRes 4k/60fpsで撮影を行った場合、撮影可能時間、映像の保存可能時間は512GBですと最大34分、1TBで69分、2TBで138分、4TBで278分となりますので、どの容量のものを選ぶのかは悩みどころです。
Qiワイヤレス充電
次にこのMagSafe対応SSD「MagDisk」のMagSafeはただiPhoneにマグネットで吸着させるだけでなく、512GBタイプのSSDには2400mAhのバッテリーが、1TBタイプのSSDには1500mAhのバッテリーが内蔵されており、このバッテリーを使ってiPhoneやMagSafe化したスマートフォンをQiワイヤレス充電で充電する事が可能になっていますので、常時持ち歩けばモバイルバッテリーとしても利用する事ができます。
更にどこに置いたのか分からなくて見つからないと言った時に探す手助けをしてくれる”Apple Find My(探す)”機能を搭載しており、この「MagDisk」が見つからないと言った時に簡単に探す事が出来ますし、何とAndroidの”Find My Device”にも対応しており、Androidスマートフォンからも探せるのですから、人類史上最も探し出せる確率が高いSSDであると言えます。
iPhoneとサイズ感ピッタリなMagHub
そしてこの「MagDisk」にはオプションでUSB-Cマルチハブ”MugHub”が用意されているだけでなく、iPhoneに差し込んだ際にiPhoneと一体感が出せる様に横幅がほぼ同じになっており統一感が出せる様になっています。
ただサイズが小さいため、HDMIやLANと言った余分なインタフェースは持たずSDカードリーダー、MicroSDカードリーダー、USB3.2規格のUSB-Aポート、USB-C PD100W入力に対応した電源入力ポートの他、撮影時に高音質な録音をサポートする3.5mm光デジタルオーディオポートも備えていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/eonelectronics/magdisk-magsafe-ssd-powerbank
この記事へのコメントはありません。