冷凍された魚介類を解凍すると言った場合に、みなさんはどうやって解凍されていますか?
おそらく流水を使って解凍されると言う方が1番多く、中には電子レンジに解凍機能があるので解凍機能を使うと言う方もおられるでしょうし、解凍プレートと呼ばれる熱伝導性の高い金属プレートを使って解凍されると言う方もおられるかと思います、どの方法を取っても急速に解凍すると細胞壁が壊されてしまいドリップがたくさん出てしまうのは致し方ありません。
このドリップを少なくするのであれば冷蔵庫でゆっくりと解凍するのが1番ドリップが少なくて済みますし、ドリップが少ないと言う事は素材に含まれる水分が出て行っていませんのでパサパサ感がなく、どちらかと言うとジューシーさが残ってくれます。
とは言っても前もってメニューが決まっていれば前の晩あたりからゆっくりと解凍する事が出来ますが、そうではない場合も多いでしょう。
そこで今回は、ドリップなくカチカチに凍ったステーキ肉も解凍する事が出来る「Quick Defrosting Box」をご紹介致します。
厚み1cmのステーキ肉をわずか10分で解凍
今回紹介する解凍プレート「Quick Defrosting Box」では、もちろん食材をのせるプレートにはアルミ製のプレートが使われていますが、この「Quick Defrosting Box」が持つ厚み1cmのステーキ肉をわずか10分で解凍する事が出来るのは、プラズマを利用しているからです。
プラズマと言うのは分かり易く言えば雷の様なもので、この「Quick Defrosting Box」では雷ではなくプラズマ放電を使いイオン風を発生させる事で空気の対流を起こし、本来なら凍った食材から放出される冷気によって食材の周りの空気が冷やされ解凍を阻害する所をイオン風を当てる事で冷気を吹き飛ばし凍った食材表面の温度を上げ熱交換を促進させ解凍を早める事ができ、厚みが1cmもある様なステーキ肉でもわずか10分で解凍する事が出来ます。
しかもイオン風を当てる事で食材を早く解凍する事が出来るだけでなく食材の表面に溶け出た水分を素早く蒸発させる事が出来ますので、うまみ成分はそのまま食材の中に閉じ込める事が出来ます。
UV殺菌
次にこの「Quick Defrosting Box」はプラズマを使って凍った食材を素早く解凍するだけでなく、解凍と同時に紫外線を食材に照射する事で、食材の表面に付着しているウィルスや菌と言ったものを除去する事が出来ます。
ですのでもし冷凍前にウィルスや菌が食材表面に付着し、冷凍期間中に増殖していたとしてもこの「Quick Defrosting Box」を使って解凍すれば残っていた菌やウィルスは完全に除去され安全に食べる事が出来ますし、冷凍の刺身の様に加熱せずに食べると言ったものも安心して口に入れる事が出来ます。
手入れがとっても楽
そしてこう言った調理道具は後の洗浄などが面倒だったりするので、最初何回かは使ってはみるものの次第に使わなくなって行くのですが、この「Quick Defrosting Box」ではプラズマを発生させたり紫外線を照射する装置は蓋の方にあり、蓋は基本的に食材に触れない上に紫外線によって常に殺菌されているため、洗浄する必要はなく、気になればアルコールなどを使って拭いておく程度で良いでしょう。
またプレートの方は食材を載せますので洗わなければいけませんが、UVで殺菌していますので洗剤を使って洗う必要はなく流水での洗浄で大丈夫で、手入れもとても簡単ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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