フードプリンターと言って文字通り食べ物に印刷を行う事が出来るプリンターなのですが、その歴史は意外と古く、フードプリンターと名乗るものが登場した時はFDM式の3Dプリンターを改造し注射器に入ったチョコなどを押し出す形でお菓子などに絵や文字を書くと言ったものだったのが、今ではインクジェットプリンターの様な形状をしており、トレイに乗せた食べ物をベルトコンベアやトレイを動かしてプリンター内取込み、単色ではなくフルカラーで印刷できる様なフードプリンターも今では製品として数多くあります。
ただどうしてもプリンターの形状をしていますので、印刷する事ができる食材と言うか食べ物の高さや大きさには制限があり、何にでもプリントする事は出来ないのですが、今回紹介する「iKoffy EdiBot」はハンディープリンターなので、そう言ったプリント対象の食べ物の大きさなどを気にせず様々なものに自由にプリントする事が出来ます。
ガイドレール付きで何にでもプリント可能

今回紹介する「iKoffy EdiBot」はおそらく世界初となるハンディープリンターで、ハンディーであるが故にプリント対象の食材と言うか食べ物に制限はなく、例えばクッキーやケーキ、パンケーキと言ったスイーツから、カフェオレの様なドリンクの上にプリントする事も出来ますし、例えばおにぎりに使う海苔にプリントしちゃったり、直接、お弁当に詰めたご飯の上のメッセージなどをプリントしたりと何にでもプリントする事が出来るのが特徴になります。

それもこの「iKoffy EdiBot」にはガイドレールがついているお陰で、基本的にハンディープリンターと言うのは印刷対象に押しつけた状態でスライドさせて動かし、プリンター底面のローラーが何ミリ、何センチ移動したのかを検出する事でズレや重なりなどがない様に綺麗にプリントする事が出来る仕組みになっているのですが、逆に言えばプリンターを押しつけて動かす必要があるので、プリンターより小さいものであったり、柔らかいものであったり、もちろんドリンク表面にプリントするなんて事は普通のハンディプリンターでは無理ですが、この「iKoffy EdiBot」にはガイドレールがついており、その上でプリンターを動かす事でどの様なモノに対しても綺麗にプリントする事が出来ます。
そしてまた1番懸念されるのはプリントされた料理やお菓子などを食べても大丈夫なのかと言う事ですが、そこは既に食品用の色付けなどに使われている素材が使われていますので安心です。
食品以外へのプリントもok

次にこのハンディープリンター「iKoffy EdiBot」では、例えば紙や木、布などのインクを吸い込みやすい素材でしたら食材以外にも一般的なハンディプリンターと同じ様にプリントする事が出来ます。
しかも食品グレードのインクが使われていますので、もち小さいお子さんが口の中に入れても安全ですし、肌に直接プリントしたとしても食品グレードのインクなので肌が荒れたりと言う様な事もありませんので、ファッションでタツゥーをプリントすると言う使い方をしてみるのも楽しいかもしれません。
親切設計なアプリ

そしてプリントデータはスマートフォンを使って行うのですが、アプリ側でも実寸サイズで目盛が表示されているだけでなく、ガイドレールにも目盛が刻み込まれており、実際にプリントを行う場所をイメージしながらデザインを行う事が出来ますし、デザインの方が大きすぎてはみ出して失敗してしまったり、ズレてプリントしてしまって失敗してしまったりと言う事がありません。
更にアプリにはたくさんのイラストやスタンプが登録されており、文字以外にもイラストやスタンプを使って可愛いメッセージをプリントしたりする事が出来るのですが、この印刷アプリには生成AIが搭載されており、自分で画像生成AIを使い様々なイラストやスタンプを画像生成AIを使って作ってプリントすると言った事も出来る様になっています。
そしてまた印刷は23.3mmの幅で最長1.2mまでデータを作る事が出来ますので横断幕の様なものをプリントするのは無理ですが、紙テープにメッセージを印刷したり、自作のイラスト入り紙テープを作ったりなんて楽しい事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。











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