みなさんはiPhoneで動画を撮影する際に、外付けのSDDに保存する事が出来ると言う事はご存じでしょうか？
これはiPhoneで録画した動画ファイルのサイズがあまりに大きく、すぐにiPhoneのストレージがいっぱいになるのを防ぐ為の回避策の様なものでもありますが、iPhoneのProRes規格に対応させる必要があるため、iPhone専用となる事から使い勝手も考えてMagSafeでiPhoneに磁力固定して使用するものが殆どです。
ただMagSafeで固定するとジンバルなどの一部の撮影機材を使用する事が出来ないと言った不便な部分もあり、ここがネックで撮影する度に録画したファイルをすぐにクラウドなどに移動させると言う手間な事をされている方も少なくありません。
そこで今回は、ジンバルと一緒に使用する事が出来る「HISHUB」をご紹介致します。
コネクタ直差し
従来のAppleのProRes規格をサポートしたSSDではMagSafeに対応しておりiPhoneの背面に吸着させて使用するため、ジンバルなどの撮影補助道具を使用する事が出来ず、基本的には手持ち撮影か、ビデオリグゲージやハンドルなどと呼ばれているスマートフォンを固定した上で様々なオプション機材を固定する為のフレームを使って撮影するかのどちらかで、スマートフォンの撮影では比較的良く使われるジンバルなどを使用する事が出来ませんでした。
もしジンバルにスマートフォンを取付、ProRes対応のSSDを接続した場合、SSD本体やケーブルなどが干渉したりSSDの重みなどでジンバルの可動が制限されたり、水平が取れなかったりと撮影を普通に行う事が難しいのがこれまででした。
一方で今回紹介するProRes対応のSSD「HISHUB」はUSBコネクタがケースに直付けされており、そのままスマートフォンなどに差し込む事が出来ますし、もしスマートフォンに直差しする事で撮影に支障がある場合はコの字型の延長プラグ接続プラグを利用する事でスマートフォンの背面側下のジンバルを使った場合でも邪魔にならない場所にSSDを固定する事が出来る様になっています。
そしてまたProRes対応だとは言っても、これはUSB3.2 Gen2規格対応で10Gbps以上でのデータ通信が可能だからで、普通にUSB-C接続の外部メディアとして利用する事ができ、そのままPCに差し込んでUSBメモリーの様に利用する事が出来ますし、USB3.2 Gen2対応ですのでファイルの移動などもサクサクと行える様になっていますし、この「HISHUB」には予めSSDが搭載されており、512G、1TB、2TBと言う3つのバリエーションがラインアップされています。
USB-C PD3.1 240W充電をサポート
次にこの「HISHUB」にはUSB-C PD入力ポートを備えており、USB-C電源やモバイルバッテリーなどを接続する事でスマートフォンに常に給電し続ける事で長時間撮影が可能になっています。
そしてただUSB-C PD規格に対応させるだけでなく最新のPD3.1規格に対応しており、最大で240Wで給電する事が可能なため、将来的にスマートフォンの充電電力が上がって行ったとしても能力付属にならない様になっているだけでなく、この「HISHUB」は横幅が広いのでPCなどに接続した際にUSB-C PD入力ポートを塞いでしまったりと言う事が考えられますが、この「HISHUB」のUSB-C PDポートを使う事で常に急速充電状態で充電しつつ安心してPCで作業が行える様になっています。
USB2.0ポート
そしてこの「HISHUB」には入力ポートとしてUSB-C PD入力ポートの他にUSB2.0規格のUSB-Cポートを1ポート備えています。
このポートは主にUSB接続のマイクや、ワイヤレスマイクの受信機を接続する為に使用する事が出来るUSB-Cポートで、動画を撮影するのであれば、やはりスマートフォンに内蔵のマイクよりも外部マイクを使用した方がよりクリアに高音質で録音する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/265955146/hishub-your-all-in-one-ssd-and-hub-no-lost-ports
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