ブロワーと言うのは本来、ゴミを風圧で吹き飛ばして集める道具なのですが、最近では高速で回転する小型のモーターのお陰で、圧倒的な風量で空気入れとなる様なブロワーも登場しており、この夏、ビーチやプールなどで浮き輪やビーチボール、フロートなどを膨らませる為に購入された方も多いと思います。
ただ風圧と風量を利用するブロワータイプの空気入れは、浮き輪やビニールプールの様なものに空気を注入する事は出来ても、自転車やバイクのタイヤ、自動車のタイヤに対しては圧倒的に圧力が不足しているために空気を入れる事は出来ません。
ですが今回紹介するブロワー「VentoGo X1」はシリンダーを搭載する事で自動車のタイヤに対しても空気を注入する事が出来ます。
自動車のタイヤにも使える空気入れ

今回紹介するブロワー「VentoGo X1」は、初めてシリンダーを併載する事で自動車やバイクのタイヤにも空気を注入する事が出来るブロワーとなります。
空気入れとして利用する事が出来るブロワーは高速回転するモーターが起こす風の風圧と風量を利用し、次々と風を空気を送り込む事で膨らませますが、何トンと言う重量のかかっている自動車のタイヤに台風並の強風を作り出す事ができるブロワーであったとしても次々と風を送り込んで膨らませる事は出来ません。
ですので空気入れにはたいていシリンダーと言って、圧縮された高圧の空気を作り出す事ができる装置が付属しており、今回紹介する「VentoGo X1」には高速で回転するモーターの他にこのシリンダーが内蔵され、最大150PSIと言う高圧な空気を作り出す事が出来るため、自動車のタイヤにも余裕で空気を入れる事が出来ますし、空気圧は事前に設定しておく事が出来ますので、自動で空気は入れられます。
20m/sの風圧

次にこの「VentoGo X1」のブロワーとしての性能を見ると、この「VentoGo X1」に使われているブラシレスモーターは何と最大で130,000rpmと言うちょっと想像する事も出来ない様な速さで回転するモーターを搭載しており、このモーターが作り出す風は風速20m/sにもなり、この20m/sを台風の風で例えて言うなら、何かに捕まっていないと立っている事すら困難になるくらいの風速で、この小さなブロワーで大きな落ち葉などをかき集めるのはもちろんの事自動車のタイヤ用のノズルのほか、付属している4つのノズルを利用してボールやエアマット、浮き輪やフロートなど様々なものを軽々と膨らませる事が出来ます。
掃除機

そしてこのブロワーはブロワー、空気入れとしての機能の他に、掃除機としての機能も持っており、空気を取り込む為の吸気口にゴミを貯める為のエアフィルターを内蔵したビンを取り付ける事でこのブロワーを掃除機として利用する事が出来ますし、130,000rpmのモーターが作り出す20m/sの風は5000Paと言う吸引力で大きなゴミなどもスイスイと吸い込む能力を持っています。
そしてまたこのブロワーに搭載された2500mAhのバッテリーはモバイルバッテリーとしても利用出来る様になっており、非常に多機能なブロワーとなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/smokpubdesign/ventogox1













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