モノを拡大して撮影する事のできるスマートフォン向けのマクロレンズには主にアダプタ式とクリップ式があります。
このうちレンズを交換し易いのがアダプタ式になりますが、スマホケースと一体化されたアダプタはスマホを変えた時に使用する事が出来ないと言うリスクがありますが、レンズの交換は簡単で早いと言うメリットがあり、クリップ式は挟むだけなのですが、レンズの位置合わせがシビアで手間取ると言ったデメリットがあり、どちらもメリットとデメリットがあります。
そこでレンズを交換する手間を省いたクリップ式のスマホ用マクロレンズ「MS3L」をご紹介致します。
アジャスターネジでしっかりと固定

クリップ式のスマホ用レンズの良い所は挟むだけで固定できると言う簡便性です。最初はレンズの中心がなかなか出ずに苦労するかもしれませんが、ある程度、スマートフォンのレンズとクリップ式レンズの位置関係がつかめればレンズのセンター出しも非常に簡単です。
そしてこのクリップ式レンズには従来のクリップ式レンズにはなかったアジャスターネジが付属しています。
このアジャスターネジは、クリップが開いた状態に固定する為のネジで、このネジを回しテンションをかける事でクリップはガッチリとスマートフォンを挟み込みますので、少々手が当たったくらいではレンズがズレたりすると言った事がないため、レンズがズレて決定的瞬間を撮り逃したと言う様な事もなくなります。
ダイアルを回して倍率変更

次にこのクリップ式マクロレンズ「MS3L」では、レンズの倍率の変更もただレンズが埋め込まれたダイヤルを回すだけと非常に簡単になっています。
これまでのクリップ式レンズですと、クリップ1つに対してレンズも1枚でレンズの倍率を変更しようとするとクリップ式レンズを付け直さなければいけませんでしたが、この「MS3L」ではダイヤルを回すだけで40倍、80倍、120倍と言う3種類の拡大レンズに順次交換する事が出来ますので、もうちょっと倍率を上げて撮影したいなと思えば、瞬時に倍率を変えて撮影する事が出来ます。
照射方向が変えられるLEDライト

そしてこのクリップ式マクロレンズ「MS3L」にはLEDライトも内蔵されており、白色LEDは明るさを3段階に変える事が出来るだけでなく、白色と電球色を使い分けられるほか、紫外線LEDも搭載しており、目に見えない紫外線だけに反応するお札の透かし模様なども撮影することが出来ます。

そしてLEDライトは明るさだけではなく、照射位置を全面→右側だけ→左側だけと言った感じに3方向に変える事ができるため、撮影する被写体に影をつくった状態で撮影を行ったりすることも出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/phonemicro5/phonescope-ms3l-120x-phone-microscope-uv-detective















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