みなさんは毎日、充電ケーブルをスマートフォンなどに抜き差しする事でコネクタが接触不良を起こしたり、破損したりするのではないかと思われたりされた事はありませんか?
特にiPhoneのLightningコネクタでは滅多に接触不良や破損なんて起こりませんでしたが、スマートフォンなどに使われていたMicroUSBは抜き差しによる摩擦でコネクタ内のパーツがすり減った事で電極が浮いてしまったり曲がってしまったりと言う事がよくありました。
一方でiPhoneにもようやく採用されたUSB-CはMicroUSBと構造的には同じですが、抜き差しなどによる摩耗対策が構造上取り入れられているとはいえ、何年も抜き差ししていると破損するのではないかと言う不安は拭いきれません。
そこでコネクタを抜き差ししなくても良い磁気アダプタがオススメなのですが、今回はThunderbolt5やUSB-C PD240Wにも対応した「Volta Mag Adapter」をご紹介致します。
フルスペック磁気コネクタ

USB磁気コネクタと言うのは先端のコネクタと呼ばれるチップと、コネクタに接続する為のアダプタに分け、コネクタをデバイスに装着した状態のままでコネクタを抜き差しする事なくアダプタを脱着することが出来るもので、コネクタを抜き差しする必要がなくなる事から、頻繁に抜き差しする事で生じるコネクタなどの損傷を防ぐだけでなくコネクタ部分のゴミの侵入も防ぐ事ができます。
そしてまた受電中に充電用ケーブルを引っ掛けてしまった様な時も磁気コネクタが外れる事でスマートフォンなどのデバイスがケーブルに引っ張られて飛んで行ったりすると言ったリクスも避ける事が出来ます。
ただ磁気コネクタと言っても全てが同じ性能ではなく、充電性能もデータ転送性能も磁気コネクタによっては違い、例えばUSB-C PD100Wで充電できたとしてもデータ転送は480bpsと低速であったりしますので、外付けのSSDなどを接続する為に磁気コネクタを使用するのであればデータ転送の性能もしっかりと確認する必要があります。
そう言った意味でこの磁気コネクタ「Volta Mag Adapter」は、USB-C PDで240Wと言う現行では最大電力で充電することが出来る性能を持っていますし、データ転送で言えばThunderbolt4/5と、データ転送においても最大で120Gbpsのハイスピードでデータ転送を行うことが出来る規格をサポートし、映像に関しても最大16Kの映像を転送することが出来ます。
3タイプのチップ

次にこの磁気コネクタには標準でUSB-C、Lightning、microUSBと言う3種類のコネクタが付属しており、USB-Cコネクタを使用した際の性能は前述した通りで、Lightningコネクタを使った場合でも何と最大で20WでiPhoneやiPadの充電が可能となっています。
ただケーブルに関してはオプションで用意されている240W充電対応のケーブルを使用するか、市販ケーブルでも240W充電、Thunderbolt4や5に対応したUSB-Cケーブルを使用しませんとこのマグネットコネクタが持つ最大の性能を生かせませんのでご注意下さい。
N54ネオジウム磁石

そしてこの磁気コネクタにはネオジウム磁石でも非常に磁力の強いN54が使われています。
これだけ強い磁石が使われていると、しっかりとアダプタとコネクタが吸着する事から、コネクタをアダプタに取り付けた時に少し斜めになっていた為に接触不良を起こしていて充電しているつもりがされていなかったなんて事が磁気の弱い磁気アダプタにはよくありますが、このコネクタにはそう言った事がありませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。













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