これだけ明るいLEDライトを自転車につけていれば気付いてくれるだろう、と思っていても実は気付かれていない事が多く、その度にヒヤッとする体験をする事になるのですが、この原因を探るとLED照明の特性に原因の1つがある事が分かります。
LEDの光は電球とは違い直進性が高く、光源を見つめると非常に明るく見えても光と言うのは距離の2乗に比例して暗くなって行きますので、少し離れるとLEDの光は点にしか見えません。
一方で電球の光は拡散性があるので、LEDよりも光源の輝度は低くても周囲を均一に照らし出すので、同じ距離から見ても何かボンヤリと光っているものがある様に見えるので、被視野性は高くなります。
と言う様に被視野性を高めるのは明るさよりも大きさと言うか面積と言う結論になり、そう言った特性を持つ自転車用LEDライトが今回紹介する「Lumos Firefly」です。
光源を大きく見せるシンクロ点灯
今回紹介する自転車用LEDライト「Lumos Firefly」の機能の中で最も最初に紹介したいのがシンクロ機能です。
このシンクロ機能と言うはLEDライトが全て同期してフラッシュする機能です。
と言いますのも自転車用LEDライトはLEDの点灯時間を長くする為に基本的には常時点灯にせず点滅させますが、複数取り付けたLEDライトが個別に別々の周波数で点滅していたとしても小さな光源が順番に点滅しているだけなので、あまり目立ちません。
一方で同じLEDライトでもシンクロして点滅するとどうなるでしょうか?シンクロする事でもちろんそれぞれの光源を足した明るさになるのでより光源はより明るく見えますし、シンクロする事で照射範囲も広くなり認識し易くなります。
更に2台、3台並んで走行している様な場合、1台1台それぞれが別々に点滅していると併走しているなんて分からずかえって暗い夜道でそう言った並んで走行する事は危険ですが、シンクロして点滅する事で固まりとしてドライバーからは認識されるので、より安全性は高まります。
それぞれの役割に応じて点灯色を変更
次にこのLEDライトには白、赤、オレンジ(黄色)のLEDが内蔵されており、アプリによる配置によってそれぞれの点滅色が変わります。
例えばヘッドライトの場所に配置すれば白で、テールランプの位置であれば赤で、ウインカーの位置でならオレンジ(黄色)でと言った感じで光源は同じでも配置によって発光色が変わるのがこの「Lumos Firefly」の特徴で、もちろんスマートフォンのアプリを使って色や点滅のパータン、明るさなども細かに設定する事ができます。
更に「Lumos Firefly」はマグネットマウントを採用していますので脱着も片手で用意ですし、,マウントも様々なタイプのものがラインアップされている他、充電も専用のワイヤレス充電器による充電(=充電端子がないので防水性が高い)だけでなくQiワイヤレス充電でも充電可能な所が便利な所です。
専用のワイヤレススイッチ、スマホでコントロールできるウインカー
次にウインカーの役割を与えられた「Lumos Firefly」はオレンジ(黄色)で点滅する事は前述しましたが、この点滅制御に関してはハンドルフレームに取り付けられる専用のワイヤレススイッチの他、何とスマートフォンのアプリからも点滅が制御でき画面に大きく表示されたLとRのアイコンを押す事でウインカーの制御は可能になっています。
そして気になるLEDの点灯時間ですが、これはモードによって大きく差があり、連続点灯だと最大2.5時間ですが、高輝度点滅ですと1回の充電で倍の5時間の連続点灯が可能で、最大限にバッテリーを節約すると30時間の連続使用が可能になっているなど、このあたりもアプリで設定を細かく設定できますので、詳細やオプションを含めて下記URLにてご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/lumoshelmet/lumos-firefly-the-ultimate-bike-light-system
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