AppleWatchがリリースされて半年になろうとしていますが、子どもたちはこう言うデバイスを教えなくとも簡単に操作して使いこなしてしまいます。ただそう言うものをいとも簡単に操作できたとしても、その中身の構造やプログラミングに興味を持つ子は本当にわずかです。理系離れが言われている昨今、理科に興味を持ってもらおうと実際に小学校でScratchを使ってプログラミングを教えている学校もありますし、できれば子どもたちにそう言うプログラミングや物作りの機会を与えてあげて、プログラミングや物作りに興味を持って欲しいものです。
この「O Watch」はTinyDuinoベースのArduinoボードにフルカラーOLEDにバッテリー、3Dプリントされた腕時計ケースにバンドが作れる紐がセットになったスマートウォッチが作れるキットです。
部品点数の少ないキットですので、子どもでも簡単に組立る事ができますし、スマートウォッチがどう言う部品で作られているのか?がよく理解できますよね。ただその後のプログラムを焼く作業はPCが必要となりますので、PCを触った事がない子どもには親がついて一緒に焼いてあげましょう。
ベースはArduinoですで、ArduinoIDEでプログラミングできますので、様々なサンプルプログラムを見てプログラムの書き方や、どう書けばどう動くのか?を実際にサンプルを書き換えてそれを見て理解して親子で一緒にプログラミングを勉強するのも楽しいですよ。もちろん、プログラミングができるのであれば自分で好きな様にカスタマイズすれば世界で1つのスマートウォッチを作る事もできます。
また基本キットに加速度センサー+地磁気センサー、温度、湿度、気圧センサーを積んだセンサーボードがセットになったタイプもありますので、方位磁石を作ったり、気象データを使って天気予報ウォッチみたいなものを作ってみるのもいいですよね。
今年はもう遅いですが、来年の夏休みの自由工作にいかがでしょうか?
詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/snair/o-watch-a-3d-printable-smartwatch-kit-for-kidsz
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