ドローンって言う言葉をよく耳にしますがこのドローンってどう言う意味かご存じですか?例えば空中を飛行するドローンはマルチコプターと本当は呼んでおり、4つのプロペラを備えたドローンは正式には”クワッドコプター”と呼びます。
ドローン(Drone)はオスの蜂を差し、飛行音がブーンと言う音がする事からドローンと呼ぶ様になり、昔は”ラジコン”と呼んでいた遠隔操作する飛行機の事を今ではドローンと呼んでいます。そしてそれは水の上を走るラジコン船はドローン船、そしてラジコン潜水艦は水中ドローンと今では呼び名が変わっています。
そして今回紹介する水中ドローン「Fathom One」は水中と言う見えない場所を潜水させる為の様々な工夫がなされた水中ドローンです。
ではどう言う工夫がなされているのかを見て行く前に基本スペックを紹介すると
最大スピード:3ノット(1.5m/s)
最大潜水深度:150フィート(約45m)
連続稼働時間:約1時間
搭載CCD解像度:1080P
カメラ撮影用LED:1.5W×2
行動範囲:洋上フロートから100フィート(30.48m)
となっています。
「Fathom One」はスマートフォンやタブレットで操縦できるのですが、スマートフォンやタブレットから出すWiFiやBluetoothの電波はそれほど遠くまでは届きませんし、ましてや水中は空中に比べて電波の到達距離は短くなりますから「Fathom One」は洋上に通信を行うプラットフォームを浮かべて、そこにバッテリーとスマートフォンやタブレットとWiFi通信をするモジュールを搭載し、「Fathom One」とフロートは有線で繋がっています。
ですから「Fathom One」は最悪水中で動けなくなってもバッテリーがなくなったとしてもワイヤーを辿って行けば救出する事ができますし、WiFi経由で「Fathom One」が撮影した映像はリアルタイムでスマートフォンやタブレットに転送されますから、操縦者は「Fathom One」から送られてくる映像を見ながら操縦する事ができます。
そして「Fathom One」の工夫ですが、1つは可動部分がないと言う事です。普通、水中ドローンとなるとスクリューの角度を変えるかフィンの角度を変えて潜行・浮上、方向転換を行いますがこのフィン(舵)やスクリューの角度が変わると言うのは船体との間に隙間ができますからそこに藻や海草が巻き付いてしまいますとフィンやスクリューの角度が変えられなくなり浮上する事や方向転換する事すらできなくなってしまいます。ですからこの「Fathom One」では、2つのスクリューを船体の左右に船体と平行して取付け、もう1つのスクリューは90°回転させて上下方向を向く様に取り付けて左右のスクリューの回転速度を変える事で左右の方向転換を行い、上下方向は後部に垂直に取り付けたスクリューの回転方向を変える事で船体を上下させて潜行・浮上すると言うちょっとユニークな構造を取っていますが、スクリューそのものはガッチリと船体に取り付けてあり動く事はありませんからスクリューの角度が変えられなくて操縦不能になると言う事はありません。
そしてもう1つが船体のパーツがバラバラになると言う事です。具体的にはボディーとスクリュー、フロート部分が分離できます。これは持ち運ぶ時にコンパクトにして持ち運べるだけではなく、スクリューが故障したりした時にそのパーツだけを交換すれば再び動かせると言う事です。特に空中と違って水中はカメラが捉えている映像の範囲外は見えませんから突然何が起こるかもしれません。それこそ海草や藻を吸い込んでスクリューが止まってしまってオーバーヒートして壊れてしまうかもしれません。
ですがそう言う時でもその壊れたスクリューだけ交換すれば再び動かす事ができるのですから、パーツ交換が容易で後からパーツだけ購入できると言う所がいいですよね。
ちなみに「Fathom One」ですが、残念ながらダイレクトに日本へは発送してはもらえない様なので代行業者を利用する必要がありますのでどの国の代行業者を使うかは下記URLにて発送先の国を確認して下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/1359605477/fathom-one-the-affordable-modular-hd-underwater-dr
また英語が苦手だったり、直接投資するには不安がある。輸送トラブルや届いた商品が破損していたり動かないんだけど、どうしたらいいのだろ?
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