これから紅葉季節を迎え、山へハイキングやトレッキングへ出かける機会も多くなりますが、紅葉が深まり景色も段々と良くなっていくに連れて増えるのが山での事故です。山へ登る時にはいくら低くて登りやすい山であっても装備を整え登るのが常識ですが、軽装で登って急に天候が変わって山を下りる事もできず一夜を過ごす羽目になったと言う様なニュースも多くなって行きます。
山の場合、比較的見通しの良い場所では携帯電話の電波も入りやすかったりしますが、谷や入り組んだ地形では携帯電話の電波も入らずに救助も呼べませんから、そう言う時にこの「goTenna Mesh」を持っていれば携帯電話の電波が入らない場所でも「goTenna Mesh」を持っている者同士で連絡しあう事ができるのです。
ではこのUSBメモリーにフックがついた様なデバイスでどう言う仕組みで通信する事ができるのか？それは「goTenna Mesh」の中には通信ユニットが内蔵されておりUHF(300MHz – 3GHz)帯の電波を使って「goTenna Mesh」同士がトランシーバーの様に通信する事ができる様になっているからです。
そしてUHFと言うと今では地デジ放送に使われている周波数帯ですから非常に遠くまでよく飛ぶと言うのはイメージできますし、実際に「goTenna Mesh」は非常に見通しの良い場所では3マイル(約4.8km)離れていても通信する事ができますし、非常に複雑に入り組んだ地形や谷底の様な場所であっても1マイル(約1.6km)も電波を飛ばす事ができます。
そして「goTenna Mesh」とスマートフォンはBluetoothでペアリングしておく事で「goTenna Mesh」を通して「goTenna Mesh」を持っている友人と専用アプリケーションを使ってメッセージチャットやスマートフォンのGPSデータで得た位置情報をやり取りする事ができるのです。
では通信する相手が電波の届く距離にいない場合には通信できないのかと言いますと、「goTenna Mesh」にはMANET(モバイルアドホックネットワーク: mobile ad hoc network）と言う通信方式を採用しており、相手の「goTenna Mesh」が電波到達距離内にいない場合でも他人の「goTenna Mesh」を中継器として使って通信したい相手と通信ができますから、自分の周りに「goTenna Mesh」を持っている人が多ければ多いほど相手と離れていても通信できる可能性は上がり、「goTenna Mesh」には100メッセージまで蓄積機能もありますからもし「goTenna Mesh」とBluetoothでペアリングし忘れていたりペアリングが切れていたとしてもアプリケーションを起動した時点でメッセージはスマートフォンへ転送されますから一瞬でも通信経路が確立すれば確実にメッセージは送る事ができます。
そして「goTenna Mesh」が活躍するのは山だけではありません。例えば海外旅行へ出かけた場合、モバイルルーターをレンタルしたり、ローミングをしたり現地SIMを購入して利用したりしても必ず費用は発生しますが、「goTenna Mesh」を家族や友人同士で持って行けば、少なくとも家族や友人同士でのやり取りは無料でできますし、非常に回線が混雑して通信できない様な状況(災害にあった時など)になった場合にでも「goTenna Mesh」を持っていれば通信会社の回線は使用しませんからスムーズにお互いの安否を確認でき安心です。
しかも本体は1回のフル充電で24時間以上使用可能ですし、防水仕様になっていて重さもわずか48gですからバックパックに下げておいても邪魔になる事はありませんし雨に降られても大丈夫。しかもモバイルバッテリーで充電可能ですからソーラー充電式のモバイルバッテリーを一緒に持っておけば更に安心ですよ。
そんないざと言う時にこそ役立つ「goTenna Mesh」についての詳しいスペック等は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/gotenna/gotenna-mesh-off-grid-people-powered-connectivity
また英語が苦手だったり、直接投資するには不安がある。輸送トラブルや届いた商品が破損していたり動かないんだけど、どうしたらいいのだろ？
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