Amazonから昨年末にリリースされたAIスピーカー”Amazon Echo”、プライム会員であればお手頃価格でしたので、一番安価な”Amazon Echo Dot”をお試しに買って使ってみたけど、最近はあまり使っていないと言う方も多いのではないでしょうか?
と言いますのもスキルと言って”Amazon Echo”をより便利に拡張するアプリ!?の様なものは続々とリリースされているのですが、これは自らスマートフォン等を使って探して来て有効化しなければならず、普通のそう言う仕組みを分かっていない方にとってはかなりハードルの高い操作で、Amazonミュージックで音楽を再生するも、音質がいまいちだし、結局買ってみたけど最近は”アレクサ”とも呼びかけていないと言う方もおられるはず。

そんな”Amazon Echo Dot”を既に眠らせている方に是非ともオススメしたいハイレゾ音源再生対応のスピーカー「UPstage 360」を今回はご紹介致します。

さて、このハイレゾ音源を再生可能なスピーカー「UPstage 360」はBluetoothとAUX入力に対応したスピーカーで、4つのスピーカーと4つのパッシブラジエータで最大120Wの出力と40～40kHzと言う幅広い再生周波数を誇るスピーカーです。

特に低音域は最大45W出力のウーファーと中低音域の40Wのウーファーで重厚感のあるサウンドを奏でる様にしているのですが、どうしてもカバーし切れない周波数帯域がスピーカーの特性で出て来るので、それをカバーする為に4つのパッシブラジエーターと言って、ある周波数の音に呼応して震動する膜を内蔵する事で40Hz～40kHzまでほぼフラットな再生特性を出せる様に設計されている所にこのスピーカーの設計者の音への拘りを感じます。

しかもこの「UPstage 360」の一番のウリは360°に広がるサウンドを奏でる事です。ただそうなると360°均一な再生特性を実現するなら90°ごとに4つのスピーカーを内蔵しなければならず、スピーカーそのものも大きくなるだけでなくツイーター、メイン、サブウーファー、ウーファーと言う4種類のスピーカーをそれぞれ4台ずつ内蔵しなければならず計算すると16台ものスピーカーを内蔵する事になり重量もさる事ながらそれらスピーカーを駆動する為のアンプや電源モジュールも大型化しなければならず、それはダイレクトにスピーカーの価格に跳ね返る事になります。

となると一部の方にしか使って頂けませんので、この「UPstage 360」では1台のスピーカーから再生された音波を360°広がる様に再生する為に、専用に設計された円錐型の円盤が内蔵されており、この円盤に音波は当たって360°均一に広がる様に再生される様になっているのですが、この形を考えたこの「UPstage 360」の設計者の方の発想は素晴らしいとしか言いようがありません。

そして忘れてはならないのは”Amazon Echo Dot”だ。”Amazon Echo Dot”は残念ながらハイレゾ音源の再生には対応はしていないが、”Amazon Echo Dot”は「UPstage 360」の上部のポケットにスッポリと入る上にBluetoothで接続され”Amazon Echo Dot”の外部スピーカーとして動作するのだ。そしてお世辞にも良いとは言えない”Amazon Echo Dot”のスピーカーとはサヨナラしてハイレゾ音源にも対応した「UPstage 360」で楽曲を再生できるのだから、この組み合わせはまさに最高の組み合わせであり、また再び”Amazon Echo Dot”をオーディオプレイヤーとして使ってみようと言う気にさせてくれるだろう。

なお詳細については下記URLにてご覧下さい。

https://www.kickstarter.com/projects/2034870069/upstage-360-the-ultimate-360-hi-res-smart-speaker

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