先月アメリカで開催されたCESではIT機器以外にも家電製品でもUSB-Cを採用しようと言う動きが見られたくらい世の中の電気で動くデバイスは急速にUSB-C PD(Power Deliver)へと移行しようとしています。
では何故USB-C PDなのかと言いますと、USB-C PDは5/9/12/15/20Vと言う電圧で出力できる他、電流は最大5Aまで流す事ができますので最大100Wまで給電する事ができるからです。
更に世の中には USB-CをパソコンのDCコネクタに変換する様なアダプタまで売られていますので、今まで使い続けてきたノートPCをUSB-C PD対応のモバイルバッテリーで充電すると言った事も簡単にできる様になっています。
だからこそ、これから購入するモバイルバッテリーはUSB-C PDに対応したモバイルバッテリーを購入しておいた方が近い将来ノートPCやスマートフォンを買い換えた時にやっぱりUSB-C PDに対応したものを買っておいて良かったと思えるはずです。
そこで今回はそのUSB-C PDに対応したモバイルバッテリーを4種類紹介致します。
Omni Mobile 25,600 mAh
”Omni Mobile 25,600 mAh”はUSB-C PDに対応したUSB-Cポートを1ポート装備し、出力は最大60W(20V/3A)で15インチMacBook Proで負荷の高いグラフィック処理をさせながら充電させたとしても確実にバッテリーの充電容量が回復して行くだけのパワーを持っています。
更にこの”Omni Mobile 25,600 mAh”は最大40Wでの充電が可能で、40W出力可能なMacBook Pro純正の電源アダプタ等を使えばわずか3時間で最新の15インチMacBook Proを4回フル充電するだけのパワーを貯める事が可能です。
更にこの他に5V/2.4AorQC3.0で最大18W出力可能なUSB-Aポート×2を備え、Qiワイヤレス充電に対応したスマートフォン等をお持ちの方は”Omni Mobile”の上に載せるだけで7.5W/10Wで急速充電が可能です。
またこの他にノートPCを充電する為の12V/16V/19V/24V出力可能なDC出力を備え(充電コネクタ付属)、しかも電圧を間違えてノートPCを壊さない様に今出力している電圧をインジケータで確認できる様になっています。
Omni Mobile 12,800 mAh
次に”Omni Mobile 12,800 mAh”はバッテリー容量は”Omni Mobile 25,600 mAh”の半分でUSB-C PDでの充電機能は”Omni Mobile 25,600 mAh”と同じで、USB−Aポートは1つになりますが、Qiワイヤレス充電には対応しています。
また”Omni Mobile 12,800 mAh”の充電はUSB-Cで最大30Wで行う事ができ、ノートPC充電の為のDC出力はありません。
Omni Mobile 9,600 mAh
そして”Omni Mobile 9,600 mAh”のサイズは約9.9cm×約6.4cm×約2.3cmで重さは約181gと手の中にスッポリと収まるサイズで軽く、ポケットの中に入れて持ち歩いても嵩張らない大きさになっています。
ただこれだけ小型なのでUSB-C出力は備えていますが、最大18W(9V/2A)なのでスマートフォンや最新のUSB-Cを備えたiPad Pro等を充電するのが精一杯でMacBook Proの様なノートPCの充電はできません。
ただUSB-Aでの充電では最大18Wと他の製品と充電能力は同じで、Qiワイヤレス充電は残念ながらサポートしていません。
Omni Mobile 3,200 mAh
次に”Omni Mobile 3,200 mAh”はちょっと変わった製品で、プラグインの充電ケーブルを内蔵しておく事ができるモバイルバッテリーで、ケーブルはUSB-CとLightningが付属しています。またこれらケーブルはUSB-Aコネクタで脱着する様になっていますので、別途microUSBケーブルを使って充電すると言う事も可能です。
そしてUSB-Cコネクタを搭載しているのですが、こちらは充電専用で最大10Wで急速充電されます。
以上4バージョンのモバイルバッテリーが用意されていましたので、興味を持たれたものがありましたら下記URLをご覧ください。
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