最近ではVRゴーグルを使うとスマートフォンでもVRゲームを簡単に楽しむ事ができる様になり、ふと気が付けばそこがバーチャルな世界なのかリアルな世界なのか分からない様な気にさせなります。
ただもっともっとバーチャルをリアルに近づけるとなると視覚や聴覚だけでなく触覚や嗅覚にまで訴える事ができれば、リアルさはもっともっと際立ちます。
そこで今回は触覚の部分、特にシーティングゲーム等の中でライフルやマシンガンを撃った時の肩に感じる衝撃を忠実に再現する触感フィードバッグアダプター「ForceTubeVR」をご紹介致します。
肩にズシズシと響く反動
まずこの「ForceTubeVR」を語る上で一番見逃せないのが” Impact simulation”と呼んでいる振動アダプターです。
この” Impact simulation”は弾丸を発射した時の振動を実際の銃と同じ様にストックを当てた肩に受ける事ができ、弾が発射される度に振動板がシンクロして振動し、最大60ニュートンと言う力で肩に食い込む様になっていますので、まるでホンモノのマシンガンを構えているかの様な錯覚に陥ります。
また肩で受ける振動はM4A1やAK-47では実物では全く違いますが、それをもこの「ForceTubeVR」は再現しています。
自由なポジショニング
そしてこの「ForceTubeVR」は3つの関節、そして自由にスライドする2本のコントローラーホルダーにより自由なポジショニングを実現します。
例えばライフル銃、マシンガン、サブマシンガンと様々な種類のガンがゲームの中では使われますが、当然、ストックの長さ、トリガーの位置、銃身の長さなどライフルによって変わって来ますので、リアルさを求めるならこれら位置関係も同じ様にした方がゲーム中のライフルも扱い易くなります。
VRヘッドマウントディスプレイを装着してCONTACTOR等のVRディスプレイでプレイ可能なゲームをプレイすると最初は両手に持ったコントローラーの向きが合わせられなくて、武器をうまく扱う事ができなくて苦労しますが、この「ForceTubeVR」を使う事で2つのコントローラーは一体化し、まるで1つの銃を構えているかの様に扱えますので、非常に扱い易いのです。
マグネットマウントで容易に脱着
更にコントローラーはマグネットマウントで簡単に脱着する事が可能です。
これは武器をライフルから拳銃に切り替えた時に片手でコントローラーを持ち動かした方が動かしやすいからで、またマグネットにする事で実際の視界を完全に奪われるヘッドマウントディスプレイを装着していても、およその位置関係でライフルに武器を持ち変えた時はコントローラーをその付近に持って行く事で自然に磁力で吸着されますので、視界が奪われていても武器交換がスムーズに行えます。
また「ForceTubeVR」はサスペンダーで身体に密着させておけ、床に降ろす必要はありません。
そして対応VRディスプレイですが、HTC VineやOculus Riftの他OdysseyなどVRゲームがプレイできるメジャーVRヘッドマウントにはほぼ対応している他、ゲームに関してもメジャーなものはほぼ利用可能で、「ForceTubeVR」も一度Bluetoothでペアリングしておけば後は電源ONで自動的にペアリングされて使え、特別な操作や設定は不要ですので、リアルさを追求したい、もっと使い易いコントローラーが欲しいと思っておられた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/19830035/vr-haptic-system-forcetubevr-by-protubevr
この記事へのコメントはありません。