今回紹介するラインアレイスピーカー「YARRA 3DX」は1本のバー型のスピーカーであるにも関わらず5.1chサラウンドスピーカーと同じ様なサウンドフィールドを作り出す事ができるスピーカーで”MyBeam™”と言う技術を使っています。
この”MyBeam™”を使ったスピーカーには基本的には3Dモードと指向性ビームモードと言う2つのモードがあり、前者は言うなれば5.1chサラウンドスピーカーの様に前後左右から音が聞こえ、指向性ビームモードは周囲が騒がしい様な状況の中でもクリアな音を送り届けたい人に届けるモードです。
そしてこのスピーカーの素晴らしいのは5.1chスピーカーの様に部屋のあちこちにスピーカーを設置する必要がなくても同じ音響効果が出せると言う事で部屋のレイアウトに関係なく設置する事ができると言う事です。
そしてまた忘れてはいけないのが、この「YARRA 3DX」は最大96kHz/24bitでサンプリングされた音源、つまりハイレゾ音源の再生に対応している事です。
ではどうして1本のスピーカーで5.1chスピーカーの様な臨場感のある立体的な音を再生する事ができるのか?ですが、簡単に説明すると音がどちらの方向から聞こえているのかを判断する場合、音源が時分から向かって右にあるとすると右耳に音源の音は入り、そして左の耳には若干遅れて耳に入るだけでなく両耳は180度正反対の方向を向いていますので右耳に入る音の大きさに比べて左耳に入る音は小さくなり、それが差となって方向や距離を推測・判断する材料になります。また後ろから聞こえる音はどうかと言いますと耳たぶがありますのでダイレクトに音源からの音は入らず、周囲の物体に反射した音が両耳に入って音源が後ろだと判断するのですが、こう言う音の方向が判断できると言うのが耳と言う器官の素晴らしい所で、その機能を逆手に取って「YARRA 3DX」から出す音はあえて音源を加工して周波数を変え、スピーカーから鳴らすタイミングを微妙に変える事で耳を騙して前後左右から聞こえているかの様に錯覚させるのがこの”MyBeam™”の技術と言えます。それをこの「YARRA 3DX」は左右それぞれ直径12mm〜33mmのスピーカー左右6基ずつ合計16基のスピーカーで再現しています。
そしてもう1つの”指向性ビームモード”、こちらはその人がいる方向に左右の耳に遅れる事がない様に同時に音が届く様に音源を出力する事と、周囲の雑音を拾ってそれを打ち消す音を音源と合成して出力するアクティブノイズキャンセラーの様な技術と融合したものです。
そしてそれらは全てはスマートフォンやタブレットにインストールする専用のアプリケーションで設定変更できる様になっており、特に”指向性ビームモード”等は画面の表示されたレーダーチャートをタップして指向性を変える事ができる様になっていますので、耳に頼らずに視覚的に簡単に音響モードを変更できる様になっている他、イコライザー等ともついていますので音響操作に詳しくない方でも非常に簡単に使える様になっています。
更にこの「YARRA 3DX」には”MyBeam™”を利用したラインアレイスピーカーとしては珍しくサブウーファーが付属している事です。”MyBeam™”を使ったラインアレイスピーカーには通常は小さなスピーカーしか内蔵されていませんので中高域の音を出すのには十分なのですが、どうしても低音域のズンズンとお腹に響く様な音を出す事ができないのですが、この「YARRA 3DX」には再生周波数50〜100Hzで無指向性のサブウーファーが付属していますのでサラウンドスピーカーとしてはほぼ完璧と言えます。
さぁこれでVRヘッドセットをつけてシューティングゲーム等をすれば、その臨場感にきっと圧倒される事間違いないでしょう。何故ならひたひたと後ろから来る敵の足音に気付き、後ろを振り向いたらそこに敵がいる!!そんなリアルな体験がこの「YARRA 3DX」ではできるのですから。
なお詳細なスペック等につきましては下記URLをご覧下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/yarra3dx/yarra-3dx-the-most-advanced-3d-audio-system-in-the
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